小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」
 2016年12月発売 第6刷 40,000部。
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小5から家庭でできる公立中高一貫校の受験対策

  
公立中高一貫校の対策は,学習塾よりも家庭で
 公立中高一貫校の受験対策をする塾が増えていますが、そこで行われている勉強は実際の公立中高一貫校の適性検査の内容とは、かなりずれているようです。
 公立中高一貫校の試験問題は、読む力、考える力、書く力が総合的に要求されますが、それは実際に、読み、書き、考える中で身につくものです。問題集を大量にこなすような勉強では、実力はつきません。
 そこで、言葉の森では、「小5から家庭でできる公立中高一貫校対策」というオプションの自習講座を開くことにしました。これは、これまでの問題集読書の自習を発展させたものです。「家庭でできる」というタイトルになっていますが、公立中高一貫校の受験対策は、実は塾に任せるよりも家庭で行う方が能率よくしかも楽しくできるのです。
家庭でできる公立中高一貫校に向いている家庭
 公立中高一貫校の受験対策は家庭でできますが、それは問題集を黙々とこなすような勉強法ではありません。もっと人間的な関わりのある勉強法ですから、その勉強に向くような家庭を作る必要があります。
 どういう家庭が公立中高一貫校の受験対策に取り組みやすいかというと、まず第一は、自分で考えることが好きな子であることです。第二は、お父さんお母さんが、子供と話をすることが好きな親であることです。
 そういう家庭であれば、読み、書き、考えるという総合的な学習は、学習塾で行うよりもはるかに能率よく進みます。
公立中高一貫校に求められるスピードと時間配分は
 公立中高一貫校の試験問題は、考えることが好きな子であればどの問題も楽しく解いていけるようなものばかりです。特別の勉強をしなければ解けないような難問はありません。
 しかし、考える問題が多く、クイズやパズルを解くような考え方が要求されるために、普通に解いていると時間が足りなくなります。
 そこで、受験直前の1~3か月前からは、スピードと時間配分の対策をする必要があります。その方法は、実際の過去問を時間制限の中で解く練習をすることです。この期間は、受験勉強のようなスタイルの学習が要求されますが、それまでの準備期間は受験勉強というよりも家族とのお喋りの時間のような勉強になります。
どういう勉強法か(1)毎日の問題集読書
 まず、公立中高一貫校の入試問題集と勉強用のノートを用意します。受験対策で最も役に立つ教材は、受験対策用の問題集ではなく、実際の過去問です。
「公立中高一貫校適性検査問題集 2013年度受験用」(みくに出版)
http://www.amazon.co.jp/dp/4840304793
(2014年度受験用は7月ごろに発売されます)
 その問題集のひとつの学校の問題を1週間で解いていきます。1日に取り組む分量は、その中の1問で目安は15分程度です。できるだけ毎日やるのがいいのですが、家庭の実情に合わせて曜日を決めてもいいと思います。
 まず、問題を読み、自分で考え、次に答えを見て、また自分で考えます。こういう読み方を問題集読書という呼び方にします。そのあと、その問題と答えに関する自分の感想を自由にノートに書きます。問題のコピーしたものをノートに貼っておくと、あとで読み返すときに利用しやすくなります。感想以外に、絵をかいたり、関連する他の図や写真を貼ったりしてもいいでしょう。
 お父さん、お母さんは、そのノートを見てコメントを書きます。コメントは、注意や批判のようなものではなく、子供の書いたものを認め、似た例で発展させるようなものにします。明らかな誤字だけは直しておきます。祖父母や兄弟がいれば、同じようにコメントを書いてあげるようにするといいでしょう。
 また、低学年の兄弟がいる場合は、その低学年の兄弟も同じように、問題集の切り貼りと感想や絵をかく勉強をさせることができます。その場合の教材としてふさわしいものは、理科の参考書です。
「これでわかる理科小学3年」(文英堂)
http://www.amazon.co.jp/dp/4578213137
「くわしい理科小学4年」(文英堂)
http://www.amazon.co.jp/dp/4578211169
 もっと低学年の兄弟には、科学に関するお話の本を選んであげるといいでしょう。
どういう勉強法か(2)週に1回の家族の対話
 毎日15分の問題集読書と感想とコメントがノートに1週間分たまったら、週に1回家族の団欒(だんらん)の時間を決め、そのノートをもとに家族全員で話をします。そのためにも、ノートに書くコメントは、家族全員が書くようにするといいでしょう。
 この場合の話は雑談のようなものでかまいません。1週間の勉強の打ち上げ会のようなものと考えるといいでしょう。ノートをもとに自由に話を発展させます。この話の場合も、注意や批判や反論ではなく、相手の言うことを認めそれを似た例などで発展させるようにします。子供にレベルの高い話をすることを要求するのではなく、親がそういう話をしてあげるようにしてください。話はどんどん脱線してかまいません。
 ある程度の時間が来たら終了にします。ノートにみんなでサインをする、記念撮影をする、乾杯をするなど、イベントのしめくくりのような形にするといいでしょう。
言葉の森のフォローとしての予習室
 問題集読書と家族の対話という勉強法は、問題を解くような勉強に比べると形の残らないあてのない勉強です。だからこそ自分なりに考える力がつきます。しかし、その分、お父さんやお母さんの関わり方に、個性的な経験や発想のバックボーンが必要になります。しかも、お父さんやお母さんは、普段は多忙なことが多いので、子供の書いたものにじっくり目を通してあげる余裕がないことも多いと思います。
 そこで、言葉の森が、同じ問題集をもとに関わり方のヒントを提供します。似た例というものは、ほかの人の例を聞くと自分でも思いつくことが多いので、それぞれの家庭が相互に似た例の経験を共有できるようになれば、更に充実した関わり方ができるようになると思います。
公立中高一貫校を受験しない場合でもこの勉強法はおすすめ
 公立中高一貫校を受験する予定のない生徒の場合でも、この勉強法はおすすめです。
 これからは、知識よりも考える力が重視される時代になります。その考える力を育てる場所は家庭です。
 小学生のころから家庭で親子の知的な対話が日常的にできるようになれば、子供たちの学力も人間力も更に発展していくと思います。
当面、言葉の森の港南台教室で、その後は通信教室で
 具体的な取り組みとしては、7月から言葉の森の港南台教室で、小5、小6で希望する生徒を対象に、オプションの自習講座(無料)として「小5からの公立中高一貫校対策」を開講します。
 用意していただくものは、「公立中高一貫校入試問題集2013年度」と、ノートです。(2014年度用のものが発売されたあと問題集を切り換えます)
 言葉の森では、その問題集から毎週の取り組みの箇所を指定し、その部分についての予習室のウェブ掲示板を利用できるようにします。
 週に1回、教室の授業のある日にそのノートを持ってきてください。教室でチェックしてお返しします。
 お問い合わせ、お申込みは、言葉の森事務局まで。
将来は、低中学年の生徒から
 読書と作文と対話は、学力をつける基本です。
 公立中高一貫校受験対策と同じような勉強法は、教材を工夫すれば低中学年でも楽しくできます。
 将来は、低中学年の生徒も、このオプション自習に取り組めるようにしていく予定です。


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