記事 16番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/3/29
国語の成績を上げるために
cynthia 2006/02/26 14:45 
 小学生の国語の成績は、読書量や精神年齢によるところが大きく、長い時間をかけて勉強すれば成績が上がるというわけではありません。もちろん、漢字、文法、慣用句等は時間をかければそれなりの成果が上がります。しかし問題は、読解力です。

 言葉の森では、長文音読を毎日の課題にしています。これが、読解力、記述力を育てるのです。学年相当よりも難解なものを読むというところがポイントです。

 特に、小学5年生以降の教材は、難関中学入試問題レベルの説明文・意見文となります。毎日、この長文(1500字程度)を音読することが中学入試に必要な読解力をつける基礎となります。(慣れてしまえば、ほんの数分しかかからないこの作業ですが、受験生にとって、毎日音読をするというのは簡単なことではないようです。でも、実行した人は、確かに成績が上がっています。)

 作文に関しては、小学2年生までは自由作文が中心ですが、小学3年生からは月に一度、小学5年生からは月に二度、長文の感想文を書く勉強をします。毎日の音読の上に、長文のテーマに沿った感想文を書くという勉強が読解力と表現力をつけていきます。作文の勉強を始めて数ヶ月もすれば、国語の記述問題を空欄で提出するようなことはなくなります。

 勉強時間は、毎日の長文音読が5分〜10分、週に一度の作文・感想文が1時間〜1時間半です。これだけの勉強を続けていけば必ず国語の成績は上がります。

[:太陽:]
 低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。


コメント欄

コメントフォーム
国語の成績を上げるために cynthia 20060226 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
りるれろ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「りるれろ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
新着コメント1~3件
国語読解問題の 森川林
 あるとき、高3の元生徒から、「国語の成 3/28
今日は読書3冊 森川林
苫米地さんの「日本転生」は必読書。 3/25
共感力とは何か 森川林
言葉の森のライバルというのはない。 3/23
……次のコメント

オープン教育 1~3件
オープンの川
鳥の村 1~3件
鳥の村
虹の谷 1~3件
虹の谷
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■「中学生からの作文技術(本多勝一)」批判(2) 12月7日
■「中学生からの作文技術(本多勝一)」批判(1) 12月5日
■「Power vs Force」から「Truth vs Falsehood」へ 12月4日
■速聴ポッドキャスティング 11月21日
■受験生のための国語学習法 11月11日
■話題を広げて書こう 10月26日
■難しい言葉を使おう 10月25日
■長文音読は、反復して読む勉強 9月7日
■200字作文の書き方 9月5日
■長文速読のページが完成 5月11日
■長文音読の強化策 4月29日
……前の30件
RSS
RSSフィード

カテゴリー
全カテゴリー

QRコード


通学できる作文教室
森林プロジェクトの作文教室

リンク集
現在作成中です。
Zoomサインイン
ソースネクスト
FJNBP-1337-6644-8260-5410




 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。