暗唱の効果と続け方
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作文の勉強がなぜ大切か  2011年1月29日  No.1151
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=1151      




 学力には、大きく分けて理解力と表現力があります。

 現在の受験体制を中心とした勉強の中では、理解力の基礎となる記憶力が特に重視されがちです。それは記憶の再現という形の試験が、○と×をつけやすい単純な試験だからです。

 多くの受験生を短時間で採点するためには、答えが一意的に決まっている再現型の問題を出す方が能率が上がります。しかし、そのために子供たちは、記憶することや理解することが勉強の中心だと思ってしまうのです。

 しかし、これからは、理解力ばかりでなく、表現力が理解力以上にもっと重視されるようになります。

 記憶力や理解力が必要とされた社会は、同じ作業を正確に続けることが要求される工業型の社会でした。しかし、与えられた課題を与えられたとおりに正しく遂行する能力は、次第に人間ではなく機械やソフトウェアによって代替されるようになってきます。

 これからの社会では、与えられた仕事を決まったやり方で取り組む人よりも、新しい課題を自分で発見して創造的に解決する能力を持つ人が求められてきます。そこで、創造力の土台となる表現力を育てることがこれからの学力の中心になってくるのです。

 作文というのは、何もないところに自分の考えを創造していく勉強です。特に、言葉の森で行っている構成図をかきながら考えるという作文は、創造的に考える力を育てるのに役立ちます。



 今、目の前に置かれている勉強の状況を見るだけでなく、将来の社会によって求められる学力という観点から、子供たちの勉強の重点を考えていく必要があります。

 将来の学力として必要なものは、第一に自分の考えを創造的に表現するという意味での作文力、第二にその表現力の基礎となる読解力を育てるという意味での国語力、第三に創造性を数学的にも適用できるようにするという意味での数学力です。

 しかし、数学や英語は、学年が上がってからでも、取り組み方によって比較的短期間に成績を上げることはできますが、作文力や国語力は、子供のときからでないと得意にさせることはなかなかできません。だから、小学校1年生の楽しく勉強できる時期から作文の勉強を始めていくことが大事なのです。
 
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