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日本の経済復興のために  2011年4月1日  No.1223
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=1223      




 東日本大震災で、日本人の勇気と助け合いの精神が明らかになりました。今後の経済復興に、この精神を貴重な資源として生かすことができます。

 しかし、もし逆に、日本がこの精神を忘れて、みんなが自分個人の利益を守ることに走るならば、経済復興が困難になるばかりか、投機マネーによる攻撃から日本を守ることも難しくなります。そして、日本が没落することは、世界経済が更に没落することですから、究極的な解決として戦争を志向する勢力が現れてきます。

 日本が着実に経済を復興させることが、世界の平和と発展のための大きな一歩となります。日本の前途には、二つの異なる道が開かれています。



 ひとつは、日本人ひとりひとりが個人の利益を守ろうとして行動する道です。

 政府は、大規模な増税を行います。国民は、節約し合います。企業は、売り合うための競争を始めます。そして、みんなが自分の利益を守るために、互いに相手を貧しくすることによって、自分自身も貧しくなり、国家全体が衰退していく道です。

 そして、このようにある国が貧しくなれば、その貧しさは他の国にも波及し、互いの貧しさを押しつけ合おうとして戦争に頼ろうとする国が出てきます。



 もうひとつは、日本人ひとりひとりが相手を助けようとして行動する道です。

 政府は、米国債や国の持っている資産を担保にして復興国債を発行します。国民は、その復興国債を買います。国民の中には、内部留保を抱えている企業も含まれます。そして、復興国債を購入した国民や企業には、その復興国債を担保に金融機関が長期低利子の融資を行います。

 そして、復興を行うとともに、日本の新しい産業を作り出すために、国は、国民や企業の中から新しい価値あるものを見つけます。日本の隅々から新しい創造の芽を見つけるのです。そして、マスコミは、その情報を知らせます。企業は、新しい価値あるものを作り出します。

 もし、企業が自社の利益を守るために、新しい創造や現状の改善よりもまず宣伝や営業の強化によって自分の商品だけを売ろうとすれば、競争によって互いが貧しくなり、最後にわずかの企業が生き残るだけになるでしょう。しかし、企業が、まず新しい価値あるものを作り出そうと考えれば、それによって社会全体が豊かになるのです。



 今、世界で、このような互いの助け合いによって経済を復興できる国は日本だけです。それが、今回の大震災によって証明されたのだと思います。
 
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