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数学の問題、子育ての問題、国語の問題。それぞれの解き方のコツ  2012年2月20日  No.1447
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 数学の勉強の能率を上げるコツは、
 すぐに答えを見ること、わかる人に聞くこと。
 子育てのコツは、まずその子をじっと見ること。
 じっと見ていると、おのずからわかってくるものがある。

 数学の問題は、あらかじめ答えがあることがわかっているある種のゲームです。
 だから、答えを見て、解き方のコツを早くつかむのが勉強です。

 これに対して、子育てには答えはありません。
 解けるかどうかわからない問題に対しては、まず問題そのものをじっと見つめることが大切です。
 人や本や物やお金に頼るのは、そのあとからです。

 解けるかどうかわからない問題も、じっと見ていると、その人にとって答えとなる道筋が見えてきます。その答えは、もちろんひとつではありませんが。
 しかし、数学の問題は、じっと見ているだけでは時間の無駄です。

 では、国語の問題は、どうしたらしいのでしょうか。
 じっと見ていることでも、すぐに答えを見ることでもなく、問題をくりかえし読むことです。
 問題の解き方にも、いろいろあるのです。

 「葉隠」に確か、こんな言葉がありました。
「問題の中には、解けるものと解けないものがある。
 解けない問題の中にも、時間がたてば解けるものがあり、時間がたっても解けないものがある」
 あたりまえのようですが、奥が深いと思いました。

 現代のような管理の行き届いた社会に生きていると、ついあらゆる問題にそれなり答えが用意されているように思いがちですが、実は、答えのない問題の方がずっと多いのです。

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