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小学校高学年以上の生徒に読ませる本  2015年12月3日  No.2484
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=2484      




 日本の子供の読書環境は、幼児や低中学年のころに読む本はかなり充実しています。
 よく、どういう本を読んだらよいかという質問を受けますが、書店や図書館に並んでいる本で面白そうなものはどれでもいいというぐらいよいい本がそろっています。

 ただし、次のような本の選び方はあまりよくありません。
 それは、
(1)名前が有名だからという理由だけで読ませる本(難しすぎたり、逆に子供向けに省略されていたりするものがあります)、
(2)親が昔読んだ感動した本(現代に合わない暗い話になっているものが多いです)、
(3)「○年生の読みもの」などと銘打ってある本(短い話がぶつ切りに載っているようなものが多く、読書に没頭するという読み方ができません)

 いい選び方は、次のようなものです。
(1)ブックオフなどに並べられている本(よく読まれているものが多いからです)、
(2)本の奥付を見て何度も印刷されていることがわかる本(人気のある本だからです)、
(3)シリーズ化されている本(「フォア文庫」「青い鳥文庫」などのようにシリーズ化されているものは、これまでに人気のあった本だからです)

 さて、小学校中学年のころまでは読書環境が充実していますが、小学校高学年、中学生、高校生になると、その年齢にふさわしい本がだんだん少なくなってきます。
 高校生で本を読まない人が多いというのも、やはりいい本が身近にないためです。昔は、高校生向けの新書版の本が何種類かありましたが、今はあまり見かけません。
 特に、説明文の本は、書店にはほとんどないと言っていいので、いい本を探すためには図書館を利用していく必要があります。
 図書館では、「岩波ジュニア新書」「ちくま少年図書館」「ちくまプリマー新書」などが並んでいると思います。

 しかし、父親や母親が最近読んで感銘を受けた本であれば、小学校高学年以上の生徒でも、同じように読めるものがかなりあります。
 私が数日前人に薦められて読んだ本で面白かったものは、「サラとソロモン」のシリーズです。
 ストーリーもいいのですが、中に説明的な言葉がよく出てきます。ストーリーの面白さにひかれて読んでいくうちに、説明的な概念も身につきます。
 このような大人も、高学年以上の子供も同時に楽しめるような本は結構あると思います。

 ただし、ここで注意することは、自分が読んでよかったと思った本でも、必ずしも子供はそうは思わないことがあるということです。
 読書というものは個性的な面がありますから、好き嫌いははっきりしています。
 そこで、読ませ方のコツとしては、2冊以上の本を並行して読むようにすることです。1冊だけにこだわると、その本にあまり関心がない場合、そこで読書が止まってしまいます。2冊以上を同時に読んでいれば、1冊にあまり興味がわかないときでも、ほかの本を手に取ることができます。

 また、読書は必ず毎日読むようにさせることです。週に3日とか4日とかいう読み方では、読書の習慣はつきません。
 何しろ毎日読むことが大事で、その目安は、本当は毎日50ページ以上です。しかし、読書の苦手な子は、毎日50ページ以上ではかえって続きませんから、少なくとも10ページ以上は読むというようにしておくといいと思います。その場合でも大事なことは、毎日読むということです。
 

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