創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

これまでの全記事
引力は距離の2乗に反比例する――子供とスマホ  2017年11月5日  No.3081
ホームページの記事は→3081


 引力が距離の2乗に反比例するのは、表面積=4×π×半径の2乗だからです。
 スマホでも、お菓子でも、漫画でも、距離が近くにあればあるほど手を出したくなる力が強くなります。
 距離を離せば、それだけで引力は急速に弱くなります。
 だから、例えば、いくらでも使っていいが、使ったら隣の部屋に置いておくというルールにするのです。

 親が禁止するという外的な強制は、強制がなくなれば元に戻ってしまうので、根本的な解決になりません。
 子供の自主性を育てるためには、物理的な法則を教え、その法則を生かす工夫をさせていくことです。
 それは、人間の身体が物理的世界に属しているから、心の力だけではどうにもならないことがあるからです。
 そういう工夫は、子供が、自分で自分をコントロールしなければならない年齢になったときに生きてくるのです。

233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
 同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
子育て(117) 

 コメント欄

森川林 20171105 1 
 先日の保護者懇談会で意外に多かった質問が、子供が誘惑に弱いのでどうしたらいいかということでした。
 誘惑に弱いのは、大人も同じです。
 その大人の工夫の仕方を子供に教え、それによって子供が自覚的に誘惑と共存できるようにするといいのです。
 
 誘惑に弱いというのは、生きる力があるからです。
 最近、再開されたロボット犬アイボは、たぶん誘惑には負けません。
 言葉の森のペット犬ゆめは、すぐ誘惑に負けます。
 誘惑に弱い子は、人間的な子なのです。


nane 20171105 1 
 静止摩擦力は、動摩擦力よりも大きいというのも、応用できる法則です。
 作文を書くという重い作業をする前に、軽い作業が一つ入ると、やりやすさがかなり違ってきます。
 だから、先生の電話指導があります。

 それなのに、子供がゆっくり休んでいるときに、突然思いつきで、
「そんなにのんびりしているなら、宿題の作文書いちゃいなさい」
などと言うお母さんが意外と多いのです。

コメントフォーム

引力は距離の2乗に反比例する――子供とスマホ 森川林 20171105 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。 お名前(ペンネーム):

 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。


 低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)

Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」