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作文は型から入ると書きやすい  2018年2月3日  No.3161
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 言葉の森の作文指導がわかりやすいのは、作文を書く前の指導があるからです。

 一般の作文指導というものは、ただ書かせて、書いたあとに赤ペンで添削するという形がほとんどですが、それでは作文は上達しません。
 そして、作文を書くことに慣れていない子は、事前指導がないと書き出すこともできません。

 では、どういう事前指導をするかというと、小学4年生までは、主に表現項目の指導です。
 小学5年生以上は主に構成の仕方の指導です。

 小学5年生から、ものごとを構造的に考える力がついてくるので、構成の仕方を説明すると、自分が書こうとする作文の全体像が理解できるようになるのです。

 しかし、表現項目も、構成の仕方は、ある意味での型に過ぎません。
 その型に入れる中身は、作文を書く本人の経験や知識の中から見つけてくることしかできません。
 そこで必要になるのが、経験と読書と対話です。

 小学生の場合は、主に経験と対話から、中高生の場合は、主に読書から中身を探してくることになります。

 文章は、表現力で書くのではなく、書くための材料と枠組みによって書くのです。

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作文の書き方(108) 

 コメント欄

森川林 20180203 1 
 作文は、わかりやすい教え方をすれば、生徒も理解しやすくなります。
 理解できると、自然に書きたくなります。
 子供が作文を書きたがらない原因のひとつは、わかりにくい教え方をしていることにあります。
 しかし、そのわかりにくい教え方の方が、一見レベルが高いような気がするのです。


nane 20180203 1 
 作文の練習で型から入ると、苦手な子でもひととおりのことが書けます。
 しかし、型ができたから完成ということではありません。
 型ができたら、次はその型に入れる中身を充実させていきます。
 中身は、読書と体験と対話によって豊かになります。
 ここからが時間がかかるのです。

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