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音声入力講座――1200字の作文を10分で書く――時間の取れない中高生のために  2018年5月27日  No.3322
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 5月26日に音声入力講座を行いました。その動画の記録(一部)を紹介します。

 音声入力の方法をマスターすると、作文を書く際の負担が大幅に軽減します。
 それは、1200字の作文でも、10分程度でとりあえず書くことができるからです。
 音声入力でテキスト化された文章を手直しする時間があるとしても、それはほとんど苦になりません。
 手直しは、単なる作業としてできるからです。

 大事なのは作文の中身であって、どういう方法で書くかということではありません。
 作文を書く前の構想図の段階でしっかり考えを深めていれば、あとはどのような方法で書いてもいいのです。
 だから、自分の最もやりやすい能率のよい方法で書いていくといいのです。

 ところで、構想図を書くのは、もちろん手書きです。
 考えを深めるためには、紙とペンによる手書きという組み合わせが今のところ、最も自然だからです。

 しかし、ソクラテスの時代には、対話が思考を深める方法だったようですから、そういう方法もいずれは開発されるかもしれません。
 今のところは、構想図を書くために、親子で対話をするということでやっていくといいと思います。

https://youtu.be/qC_g7rg11eg


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音声入力(10) 

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森川林 20180527  
 言葉の森が、子供たちの作文にパソコン入力を取り入れたのは、20年ほど前でした。今でもそのこのろ子供たちの作文がネットに残っています。
https://www.mori7.net/hana/
 そのころは、ワープロ入力をすることが仕事として成り立ち始めた時期でした(笑)。
 今はもうそういう仕事はありませんが。

 しかし、世の中に次第にパソコン入力が普及し出したころ、言葉の森では、パソコン入力はやめて、手書きに戻したのです。
 それは、構想図を書くという考える作業は、手書きでないとできないと思ったからです。

 手書きは数千年の歴史がありますが、パソコン入力は百年の歴史もありません。
 人間の思考と手書きは、長い伝統に支えられているのです。

 しかし、手書きよりももっと長い伝統を持つものがありました。
 それが、口頭で話をすることです。
 音声入力は、新しいことのように見えますが、実は手書きよりもずっと人間の思考になじんだものなのです。

 そして、その後、テレパシーの時代になるかどうかはわかりませんが(笑)。


nane 20180527  
 手書きをもっと速く楽にしたいという思いから、行書や草書や速記が生まれました。
 パソコン入力をもっと速く楽にしたいという思いから、さまざまな入力法が考案されました。
 今は、人工知能の力によって音声入力ができるようになりました。しばらくは、音声入力の方法が発展していくでしょう。
 しかし、音声入力の先にあるものがあるのです。
 それが、四行詩の世界です。
 四行詩は、1200字の作文を、四行にまとめて表すという方法です。
 昔で言うと、短歌の世界です。
 文章は速く書ければいいというのではなく、できるだけ短く美しく書くことの方が大事だからです。
 その四行詩に四コマ漫画を組み合わせたものが、将来の文章表現のひとつのジャンルになると思います。

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