国語力、作文力をつける低学年からの勉強法
 これまでは、覚えた知識を再現する記憶型の勉強が中心でした。しかし、これからは、思考力や表現力を見る作文型の勉強が中心になります。公立中高一貫校の入試でも、公立高校の入試でも、大学の入試での、小論文のウエイトが次第に高くなっています。また、就職試験でも文章表現力が重視されています。 つづきを読む
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勉強を楽しむ子供たち  2018年11月11日  No.3446
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=3446      




 発表学習クラスというオンラインの少人数クラスがあります。
 そこで参加している子供たちの自由研究の発表のレベルがかなり高いのです。
 特に、小学校高学年の生徒は、毎回、作文の構想図とともに、個性的な独自の研究成果を発表しています。

 今、2021年から始まる新しい大学入学共通テストの試行調査が行われていますが、高校3年生の学力をペーパーテストだけで測るというのはそもそも無理があります。
 そのテストに合わせた受験勉強を1年間やれば、誰でもできるようになるのですから、それは学力のテストといようりも、1年間の勉強の仕方のテストのようなものでしかありません。
 本当の学力は、ペーパーテストではそもそも測りようがないのです。

 では、どういう学力測定があてになるかというと、それは、第一に複数の小論文、第二に長時間の面接、そして、第三にその生徒がそれまで行ってきた自由な研究の蓄積です。

 私がもし入試の合否を決める役であったら、今、発表学習クラスで研究発表をしている子供たちの中には、何人も無条件で合格の太鼓判を押せる子がいます。
 この子たちは、普通の勉強でも学校ではかなりよくできていると思います。
 そして、それとともに、よく本を読み、しっかりした文章を書き、受験には直接結びつかない自由研究に時間をかけ、それをみんなの前で発表し、互いに感想を述べ合うという、学力も、創造性も、コミュニケーション力もある勉強生活を送っているのです。

 日本の大学入試は、ペーパーテストに偏りすぎている面があります。
 それは、受験のために1年間猛勉強するという点で、日本の高校生の学力の底上げを図ってきたプラスの面があります。
 しかし、そのペーパーテストで測定できるものは、ほとんどが1年間の勉強の結果だけで、その生徒の本当の学力の可能性ではありません。

 私が特に評価したいのは、言われたことをきちんとやる能力だけでなく、自分の好きなことを創造的に行う能力です。
 これからの日本が求めているのが、まさにその個性と創造性だからです。
 その意味で、今発表学習クラスに参加している、勉強を楽しめる子供たちには、大いに期待しているのです。
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 コメント欄

森川林 20181111  
 これからの日本に必要なのは、創造的な学問のできる子供たちです。
 「千里の馬は常にあれども、伯楽は常にはあらず」と言います。
 現代の日本で伯楽の役割を果たしているものは、重箱の隅をつつくようなペーパーテストです。
 それが千里の馬をふるい落とす役割を果たしている面があります。
 入試の選抜には、もっと時間をかけ、人間が関与する必要があるのです。


nane 20181111  
 これからの時代に必要なのは、個性的な学問力です。
 ただ勉強ができるだけではなく、個性的なものがなければなりません。
 また、ただ個性があるだけではなく、それを学問的に深める方向がなければなりません。
 それは、東大の推薦入試型の学力と言ってもいいと思います。

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