国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

これまでの全記事
親子の対話は、作文の勉強の手段というよりもそれ自体が目的  2020年2月19日  No.4021
ホームページの記事は→4021

 作文力を向上させる方法で、最も大事なことは、読む力をつけることと書く準備をしてくることです。
 その書く準備の中心になるのが、親子の対話です。

 しかし、親子の対話は、作文の勉強の単なる手段ではなく、それ自体がひとつの目的です。
 その対話によって、親も楽しみ、子供も楽しみ、対話の過程で互いの中に創造的なものが生まれてくることが大事なのです。

 理想を言えば、お母さんと子供が二人きりで対話をするよりも、家族の中で両親も兄弟も含めてみんなで対話をするほうが話は広がります。
 時には、お父さんとお母さんの二人で話が盛り上がり、子供は聞いているだけということになってもいいでしょう。
 そういう家族の対話が、子供の成長にとって最も大事な栄養素になるのです。

 今はまだ、現代の競争社会に生きることが前提になっているので、よい結果を残すことが目的になりがちですが、本当の目的は創造を楽しむことで、結果そのものは決して本質的なことではありません。

 学校で勉強している知識のほとんどは、大きくなれば忘れてしまうでしょう。
 しかし、人間との関わりで学んだことは、子供の心の中に残ります。
 それが、子供が将来成長して、自分なりの何かに挑戦するときに生きてくるのです。

 作文読解の勉強も、創造発表の勉強も、自主学習の勉強も、親子の対話を生かしながら取り組んでいってください。

233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
 同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
対話(45) 

 コメント欄

森川林 20200219  
 お父さんやお母さんは忙しいので、子供の作文の準備としての取材に対応することは大変だと思う人がいるかもしれませんが、本当は、子供の知的な成長に関われることは楽しいことです。
 しかも、そういう時代はあっという間に過ぎ去ります。
 だから、親子の対話で大事なことは、できるだけ楽しく話をすることです。
 話だけが弾んで、作文の結果には何も出てこなかったとしてもそれはそれでいいのです。


nane 20200219  
 子供の思考力を伸ばすのは、読書と対話です。
 決して思考力ドリルなどではありません。
 その対話のきっかけとして作文の勉強を生かしていくのです。
コメントフォーム

親子の対話は、作文の勉強の手段というよりもそれ自体が目的 森川林 20200219 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。 お名前(ペンネーム):

 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)

Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」