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遠くを見る子育て  2020年3月10日  No.4045
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 新しい本、「小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと」が、3月6日に発売されました。
 小学4、5、6年生の子の子育てに関して、保護者の方からよく質問のあることを念頭に置いて書きました。

 子育ては、基本路線が大事です。
 その基本路線とは、なるべく遠くを見て子育てをすることです。

 日本のロケット開発の生みの親である糸川英夫氏が、志望校を選ぶ際に、芸大の作曲科にするか、東大の理科にするか、入学願書を出すまぎわまで決心がつかずに悩み、母親に相談したそうです。

 すると、母親は、一瞬顔色を変えたものの、即座に次のように答えたそうです。
「自分のやりたいものを選びなさい。ただし入試の難易度によって決めないこと」

 目先の損得ではなく、もっと遠くを見る子育てがここにあります。
 合格不合格が、その子の人生を決めるわけではありません。
 どういう選択をしたかというその選択の姿勢がその子の人生を決めるのです。

 この本も、できるだけ、そういう遠くを見る視点を入れて書きました。
 みなさんの参考になることを期待しています。


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 コメント欄

森川林 20200311  
 子育ては、なるべく遠くを見ることです。
 「テストで時間がなかったら、何でもいいから選択問題に○をつけてこい」などというのは、今の目先だけの話です。
 その子が本当に成長するためには、「時間がなかったら、あとの問題は空白でいいから、どうしたら時間内にできるか考えるといいよ」というのが遠くを見た育て方です。
 そういう姿勢は、子供の人生すべてにわたって生きてくるからです。
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