言葉の森の記事よりTOP

△ひとつ前の記事 教育は家庭の文化の中から——学習塾に流されない家庭生活

未来の社会と教育(その1)  2009年4月7日  No.445
 URLは、http://www.mori7.com/index.php?e=445
▽ひとつ後の記事 未来の社会と教育(その2)


言葉の森作文ネットワーク

 これから数回にわたって、未来の社会と教育の話を書いていきます。社会は大きな変動期にあります。今、目の前に見える状態に合わせて生きているだけでは不十分で、未来がどういう社会になるかを考えていかなければなりません。それは、教育や子供の成長には時間がかかるからです。昔のように身分制の停滞した社会では、未来のビジョンは考える必要はありませんでした。与えられた課題をこなしていれば十分だったからです。大井川の川渡しの家に育った子供は(というのはかなり特殊な事例ですが)、いかにうまく客を運んで川を渡るかということだけを熱心に研究していればよかったのです。しかし、明治維新になり大井川に橋がかかると、自分の仕事の前提そのものが変わってしまいました。これは、川渡しの人に限らず、明治時代の多くの人が多かれ少なかれ経験してきたことです。
 しかし、社会の変革は、流される立場の人にとっては災難ですが、その流れに乗る人にとってはチャンスです。これから世の中でどういう変化が起こるのかを考え、その変化に対応した教育を考えていく必要があるのはそのためです。しかし、それは現在の教育や社会を軽視するものではありません。現在での教育にもしっかり対応していく必要があるが、その先にあるものを考えていくということです。
 言葉の森の生徒のみなさんは、勉強が苦手だから来ているという人はむしろ少なく、勉強は得意だがそれだけでは物足りないので何か面白いものを学びたいという人の方が多いと思います。もちろん、苦手を克服するために来てくれるのは大歓迎ですから、苦手を克服しつつそれにプラスαの勉強をしていくというふうに考えていただいてもいいと思います。私事になりますが、私のうちの子供2人も小1から高3まで言葉の森で勉強をしましたが(高3のときは受験のためさすがにあまり提出しませんでしたが)、国語や作文は最初から普通かむしろ得意でした。では、言葉の森で何を得たかというと、長文の面白い話が身についたこと、自分の作品が記録に残ったこと、親子の対話が楽しめたこと、そして、国語や作文がさらに好きになったこと、などだと思います。
 言葉の森でこれからどういう勉強をしていくのかということも含めて、次回から、未来の社会と教育というテーマを考えていきたいと思います。

(この文章は、構成図をもとに音声入力した原稿をamivoiceでテキスト化したものです)
マインドマップ風構成図
 記事のもととなった構成図です。

(急いで書いたのでうまくありません)

同じカテゴリーの記事

教育論文化論(159) 

ご案内

お電話での受講案内、無料体験学習のお申し込みは、
0120-22-3987(045-830-1177)(平日9時~20時)


インターネットでの受講案内の郵送のお申し込みはこちらから(無料)

無料体験学習のお申し込みはこちらから

Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」