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作文の書き方——小学6年生の作文   2009年6月20日  No.532

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作文検定7級レベル
小学6年生になったら、構成を考えて書こう

▼ここが大切!

▽体験実例

 白分らしい体験実例を書きます。できるだけ、個性、感動、挑戦の要素がある体験を書きましょう。

▽一般化

 作文の結びに大きくとらえた感想を書く練習です。例えば、「わたしの家族」という題名で作文を普いた場合、中学年では、「これからも楽しい家族でいたい」のようなまとめ方で終わることが多いものですが、高学年では、「家族というものは人間にとって、心のよりどころとなるものだ」のようなまとめ方ができるようになります。


▽書き出しの結び

 書き出しに使ったキーワードを、結びにも使ってまとめるという書き方です。書き出しの結びをするためには、書き出しの段階でユニークなキーワードが使われている必要があります。多くの場合、「書き出しの工夫」で、会話や情景や名言を書いたあと、その書き出しに対応した結びを書くような形になります。

▼作文を書き終えたあとに

 実例中心の作文から、主題中心の作文への過渡期が六年生の作文の特徴です。そのため、説明文は上手に書けるようになったのに、事実中心の作文ではかえって中心が決まらない作文に戻ってしまった、というようなことも起こります。六年生は中学受験などで忙しくなる時期ですが、本を読む時間をできるだけ確保して、説明や感想を書くのにふさわしい語彙力をつけていきましょう。

▼作文のお手本!

   わたしの家族

 バタバタとタロウがしっぽをふると、そのあとしばらくして、「ただいまあ」と、だれかが帰ってくる。
 わたしの家族は、四人と一ぴきだ。父、母、わたし、弟、そして犬のタロウである。犬は、本当は家族とは言わないだろうが、わたしが生まれたときからいるタロウは、わたしに
とっては家族と同じなのだ。

 あるとき、母がかぜを引いてねてしまったことがある。いつも朝ご飯とタご飯を作ってくれる母の代わりに、父が食事を作ってくれた。でも、それは、みそしるに粉チーズをふりかけたものや、にんじんを輪切りにしてみそをつけて食べるものだったりした。弟はうれしそうに食べていたが、わたしは少し悲しかった。わたしは、そのとき、家族というものは、たった一人の役割がちがうだけで、大きくふんいきが変化するものだというごとがわかった。

 また、あるとき、家族四人で旅行をすることになった。その旅行でぱ犬のとまれるホテルががかったので、タロウを預けていくことにした。三日間の旅行から帰ると、タロウはしっぽがちぎれるぐらい喜んだ。わたしたちが旅行中いつもタロウのことを思い出していたように、タロウもいつもわたしたちのことを考えていたのだろう。わたしは、そのとき、いつもは、いて当然のように思っている家族が、実はとても貴重なものなのではないかと思った。

 家族とは、人間にとって、いちばん心が休まるものだ。わたしも、すごくうれしいときや、すごく落ちこんだときには、真っ先に家族に話す。家族は、とんなことがあっても、無条件にわたしを受け入れてくれる。だから、わたしも、みんなをできるかぎリ受け入れてあげたい。そして、いつかは、地球のみんなが家族のようになれたらいいと思っている。
 人間がみんな、タロウのように白分の気持ちを表すしっぽを持っていれば、そういう地球にすぐなれるかもしれない。


▼小学6年生の日記の書き方

 その日の出来事を、「たとえ」「一般化」が入るように書きましょう。"高校生では、一般化を先に考え、その主題に合わせて実例を考えますが、小学生ではそこまで要求することはできません。実例を書いたあとに、そこから考えられる一般化した感想を書いていきましょう。

○月○日

 今日は、家族で温泉に行った。と言っても、それは白家製の温泉だ。父がバルコニーにビニールプールを出して、そこにお湯を入れて、みんなで入ったのだ。
 弟とタロウがプールの中に入っていると、まるでサルとアシカの兄弟のようだった。わたしは、思わずふき出してしまった。
 わたしは、人間って変なことを考えるなあと思った。(わたしも人間だけど。)

▼日記を書き終えたあとに

 大きい感想を書くカは、精神年齢に比例しています。六年生で大きい感想が無理なく書ける子は、半数ぐらいです。感想の深さを支えるものは、家族の中での対話です。お父さんやお母さんの話を聞く機会を増やしていきましょう。

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