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作文の成功体験を重ねること―質問に答えて  2009年7月27日  No.569
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 保護者の皆様からいただいたご意見、ご要望に対するお返事の一部を紹介します。

 個々のお返事は、父母の広場に掲載しています。1件ずつ入れていますので、お返事が遅れる場合があります。



●「電話があるので、作文に取り組める」という声に対して(小2保護者)

 電話があることが勉強の取り掛かりやすさになっていると思います。

 この状態を維持するために、電話のあとすぐに始めるといやり方をこれからも続けていってください。

 何か用事があって、電話のあとすぐに書くのが難しいときも、「あとでじっくりやろう」とはせずに、「短くてもいいから今やろう」としていくといいと思います。

●「先生の子供に対する配慮が行き届いている」という声に対して(小2保護者)

 言葉の森の指導の方針は、明るく楽しく、いいところを褒める、です。

 褒めていると、子供は不思議とその褒め言葉に合うように上手になっていくようです。

●「作文を書いていて行き詰ったとき親がどうアドバイスをしていいかわからない」という声に対して(小2保護者)

 行き詰って10分ほどたっているようでしたら、教室にお電話ください。追加の説明をするので、すぐに書けるようになります。教室の受付時間外でしたら、次のようにしてください。

 小学2年生の字数の目標は200字から400字です。

 行き詰ったときは、「何しろ200字までがんばろう」と言って、200字のところに線を引いて目標にしてください。

 そして、アドバイスは、

「そのときの会話を思い出してみよう」

「『どうしてかというと』と続けてみよう」

「『もし……だったら』と考えてみよう」

などです。

 この場合、文章の流れが多少不自然になっても全くかまいません。

 それでも書けない場合は、大人が続きの文を言ってそのとおりに書かせます。少し書き出すとそれが呼び水になって、そのあと自分で書いていくことができます。

 そして、目標の200字まで行ったら、「せっかくここまで書いたんだから、もう少しがんばってみよう」などとは決して言わずに(笑)、「わあ、すごい。できた! よかったね。お祝いしよう!」と親子でおいしいものでも食べるといいと思います。

 どんなやり方でもいいので、成功体験を積み重ねるのがコツです。

●「長文暗唱の300字の区切りをわかりやすくしてほしい」という声に対して(小2保護者)

 できるだけ使いやすい教材をめざしていきますが、言葉の森の教材の考え方は、言葉の森以外のものにも利用できる「お箸のような教材」です。

 言葉の森の長文で300字の暗唱ができるようになったあと、子供が別の本や、あるいは将来英語の本を暗唱するようになったとき、同じ要領でできるように、300字程度を自分で決めるというようにしています。

 というのは、文章によっては、100字や300字でちょうど区切られないものもかなりあるからです。1日目は80字ぐらい、2日目は120字ぐらい、3日目は文の区切りが悪いので、読点までで終わりにするというような臨機応変な対応の仕方をする勉強も兼ねていると考えて取り組んでいってくださるようお願いします。


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