言葉の森の作文通信がなぜよいか
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家庭での作文の教え方11 全体の流れ  2010年3月1日  No.808
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=808      






全体の流れ



 家庭で作文指導をするときの全体の時間は、1時間から1時間半とします。


1、最初に暗唱のチェックをします。

 1週間の自習課題として300字又は900字の暗唱をさせておきます。(暗唱の手引のやり方を参考にしてください)

 最初にその暗唱のチェックをしますが、すぐにチェックをするのではなく、先に練習をさせてからチェックをします。

 300字の暗唱をしている子なら、暗唱用紙の10回分の部分を切り取り、300字を10回読む練習をさせます。

 900字の暗唱をしている子なら、暗唱用紙の4回分の部分を切り取り、900字を4回読む練習をさせます。

 暗唱の自習をほとんどしていないために300字の暗唱ができそうもない子については、暗唱用紙の30回分の部分を切り取り、100字を30回読む練習をさせます。

 300字の暗唱の場合は、1ヶ所のミスまでなら合格です。

 900字の暗唱の場合は、3ヶ所のミスまでなら合格です。

 いずれもそれ以上のミスがある場合は、次回も同じ範囲を暗唱の自習とします。合格した場合は、次の範囲を指示しておきます。


2、暗唱の自習が終ったら、その週の作文を書きます。

 学年別の課題は、課題の岩に載っています。(感想文課題の長文は生徒限定ですので、題名課題を参考にして書いてください)

 学年別の指導項目は、項目の苗に載っています。(説明の部分をクリックすると、くわしい説明が読めます)


3、作文が終ったら、残りの時間を見て読書をします。

 残り時間が60分で学年の100倍ページを読めるとして計算します。したがって、4年生ならば、60分で40ページ読めるので、残り時間が30分の場合は20ページ、残り時間が15分の場合は10ページなどと読むページ数を決めます。読書速度は個人差があるので、その子の大体の読書速度を見ておき、残り時間を見ながらその子供に合ったページ数を指示します。 読書は、読ませるだけでもかまいませんが、付箋を貼りながら読み、その付箋をもとに四行詩を書くという練習をさせることもできます。

 付箋の作り方と付箋読書の方法は、付箋の作り方というところで見ることができます。


4、全部の勉強が終ったら、次回の課題を指示して終了とします。


評価の仕方



 子供の書いた作文については、よいところを褒めて明るく励ますことを中心にします。

 直す指導は、1つの作文について1ヶ所かせいぜい2ヶ所にとどめるようにします。

 ただし、誤字や誤表記については、一応すべてに赤ペンを入れておきますが、それをことさらに直すための指導はしないということです。


 褒めるところは、項目指導でよくできたところが中心です。つまり、子供が意識的に努力してできたところを褒めるようにします。

 例えば、「会話を入れる」という項目があって、会話が書いてあれば、そこを褒めます。

 また、指導していないことでもいいところがあればどんどん褒めます。面白いところ、その子らしいところなど、褒めるところはいくつあってもかまいません。


 直すところは、指導の上で事前に説明したことが中心です。事前に何も言っていないことについて後から注意することはできるだけ避けます。注意する場合は、次の週の事前指導として説明したあとに注意するようにします。


 作文用紙には、あまり講評は書きません。よいところには◎をつけ傍線を引いておきます。間違えているところには△をつけて正しい字を書いておきます(同じ間違いがたくさんあるときは、正しい書き方は代表的なところ1ヶ所だけでかまいません)

 作文用紙にくわしい講評を書くと、講評を書くという事後的なことが指導の中身になってしまい、肝心の子供の指導をすることがおろそかになります。

 指導の中心は、作文を書く前に子供に直接口頭で話すことです。

 指導を充実させるために、作文用紙の講評は簡単にし(傍線を引いた箇所に数語の短いコメントを入れる程度)、そのかわり別の先生用のメモ用紙などに、口頭で指導する中身をメモしておくようにします。そのメモが指導の記録になります。


明るい指導



 子供は、明るい雰囲気が好きです。

 子供が教室に来たら、明るく楽しい雰囲気で声をかけましょう。

 勉強している間に、ときどき書いている様子を見て、じゃまにならない程度に声をかけて励ましてあげましょう。

 勉強が終わって作文を提出したら、いいところをたっぷり褒めてあげましょう。
 

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