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言葉の森の今後の基本方針と寺子屋オンラインの運営の改善 as/3101.html
森川林 2017/12/02 11:51 


 言葉の森の今後の基本方針を簡単に説明します。

■寺子屋オンラインの勉強的な交流を強化

 第一は、寺子屋オンラインの企画を、生徒の勉強的な交流ができるように進めていくことです。

 寺子屋オンラインとは、自主学習クラス、オンライン作文コース、思考発表クラブ、自然寺子屋キャンプなどの総称です。
 オンラインを活用しつつ、リアルな人間どうしの交流を大事にするという趣旨の企画です。

 思考発表クラブの場合は、既に生徒どうしの交流がありますが、これを同じクラスの狭い範囲の交流に留めるのではなく、合同文化祭のような形でより幅広く交流できるようにしていく予定です。

 自主学習クラスは、これまで先生と生徒の個別のやりとりが中心になっていましたが、今後、自習テストという評価の機会を定期的に作り、また、生徒どうしの勉強報告や似た問題作成などの発表と交流の機会を作っていく予定です。

 オンライン作文コースは、やはり先生と生徒の個別のやりとりが中心になっていますが、これも生徒どうしのミニ発表会のような交流の機会を増やしていく予定です。
 また、これまでのように、年に数回は、生徒全体のプレゼン作文発表会も行っていきます。

 今、電話通信で授業を受けている生徒は、こういう交流の機会を利用するためにも、できるだけオンライン作文コースに参加してくださるといいと思います。(追加料金はありません)
 発表や交流があることによって、勉強の取り組みが更に意欲的になると思います。

■森林プロジェクトの募集と研修・交流の強化

 第二は、森林プロジェクトの募集を引き続きおこない、メンバーの研修と交流を進めていくことです。

 森林プロジェクトは、作文指導に関する研修や交流を行うとともに、今後は寺子屋オンラインの指導に関する研修と交流も行っていきます。

 それは、これから寺子屋オンラインの参加者が増えると、現在の講師だけでは対応し切れなくなるからです。

 寺子屋オンラインは、個別指導でも、一斉指導でもなく、顔の見える少人数のグループ指導を中心にしていきます。

 すると、その少人数のグループの活気ある運営を行うために、単なる先生でも、単なる司会でもない、新しい役割の講師が必要になります。

 この新しい役割の講師の最も重要な性質は、人間的な魅力です。

 勉強の内容に関しては、小中学生は、本人の自学自習と保護者の協力でほぼ百パーセントカバーできます。
 だから、先生役の人が、生徒に何かを教える必要は基本的にありません。

 世の中には、人間的な魅力を持った個性と共感力のある大人がたくさんいます。
 その人たちが、子供の教育に携わることが、その人にとっても子供にとってもよいことなのですが、大人の多くは勉強の内容面に詳しくないことを理由に、教育に携わることを遠慮しています。

 そういう大人の人が、森林プロジェクトで子供の寺子屋オンライン教育に携われるようにしたいと思っています。

■新しい経済、新しい学校、新しい教育に対応

 第三は、将来の展望の大きな方向の説明です。

 現在の世界経済は、行き詰まっています。
 新しい価値あるものが生産できず、古い既に価値を減らしつつあるものを過剰に供給できる体制が作られているからです。

 これからは、誰もが、所属する職業に合わせた与えられた仕事をするだけでなく、自分の好きな仕事を自分なりの工夫でするような時代になります。

 森林プロジェクトは、その自分なりの仕事のきっかけになります。
 そして、こういう自分なりの仕事が、これからの新しい経済の萌芽になるのです。

 新しい学校とは、従来の、一斉の、知識中心の、場所と教科書に制約された学校ではなく、少人数の、個性的な選択のできる、オンラインと自然の調和した、自由な教材の学校です。

 そういう新しい学校の準備を、自然寺子屋キャンプという形で広げていきたいと思っています。

 新しい教育とは、知識の詰め込みと、記憶の再現テストのための教育ではなく、思考と創造と文化と心身と貢献のための教育です。
 その中でも、特に重要なのは、創造性を育てる教育です。
 その創造教育を、作文の学習を中心として組み立てていきたいと思っています。

■海外教育、幼児教育、日本教育

 第四は、将来の展望の具体的な方針の説明です。

 インターネットの世界では、国境による区別はほとんどなくなっています。
 言葉の森でも、海外から受講する生徒が全体の6パーセントぐらいになっています。

 しかし、これまでは、主に時差の関係で、海外生徒は言葉の森のオンライン企画に参加する機会がなかなか持てませんでした。

 今後は海外での森林プロジェクトのメンバーを中心に、時差の制約のない寺子屋オンライン教育を広げていきたいと思っています。

 この海外での日本の子供のオンライン教育は、将来、外個人の子供の日本語教育にも結びつけられると思います。。

 今後、人工知能によって言葉の壁がなくなれば、教育や文化についても国境の壁は次第になくなっていきます。
 これが、海外教育です。

 幼児教育とは、オンラインでありながら、ローカルに集まれる場所と結びついた、親のための幼児教育の構想です。

 子供の教育の最も重要な場所は家庭で、最も重要な時期は幼児期です。
 その幼児教育をオンラインで支援する形で行っていきたいと思います。

 日本教育とは、明治時代からの近代化の過程で失われた日本本来の優れた教育や文化を、現代の科学技術のもとで復活していくことです。

 現在の教育は、主に知識と技能の範囲に限定して行われています。
 知識と技能は、教育の基本の一つですが、それとともに、道と呼ばれるような知識技能を超越した分野も、これからの教育では重要になってきます。
 そして、その道の分野の教育は、日本が中心になって開発していく必要があるのです。

■タイムスケジュール

 今後のタイムスケジュールは、2017年中に、自主学習クラス、オンライン作文コース、思考発表クラブ、森林プロジェクトの運営を改善していくことです。

 2018年は、海外教育に力を入れていきます。

 2019年は、幼児教育をスタートします。

 2020年は、日本教育に着手します。

 これらを、ホームページだけでなく、Facebook、Google+、Zoomなどのクラウドサービスを活用して行っていこうと思っています。

 特に、Facebookは、使い方を工夫すればかなり活用できるので、今後Facebookグループの運営に力を入れていく予定です。


 言葉の森の今後の基本方針を簡単に説明します。

■寺子屋オンラインの勉強的な交流を強化

 第一は、寺子屋オンラインの企画を、生徒の勉強的な交流ができるように進めていくことです。

 寺子屋オンラインとは、自主学習クラス、オンライン作文コース、思考発表クラブ、自然寺子屋キャンプなどの総称です。
 オンラインを活用しつつ、リアルな人間どうしの交流を大事にするという趣旨の企画です。

 思考発表クラブの場合は、既に生徒どうしの交流がありますが、これを同じクラスの狭い範囲の交流に留めるのではなく、合同文化祭のような形でより幅広く交流できるようにしていく予定です。

 自主学習クラスは、これまで先生と生徒の個別のやりとりが中心になっていましたが、今後、自習テストという評価の機会を定期的に作り、また、生徒どうしの勉強報告や似た問題作成などの発表と交流の機会を作っていく予定です。

 オンライン作文コースは、やはり先生と生徒の個別のやりとりが中心になっていますが、これも生徒どうしのミニ発表会のような交流の機会を増やしていく予定です。
 また、これまでのように、年に数回は、生徒全体のプレゼン作文発表会も行っていきます。

 今、電話通信で授業を受けている生徒は、こういう交流の機会を利用するためにも、できるだけオンライン作文コースに参加してくださるといいと思います。(追加料金はありません)
 発表や交流があることによって、勉強の取り組みが更に意欲的になると思います。

■森林プロジェクトの募集と研修・交流の強化

 第二は、森林プロジェクトの募集を引き続きおこない、メンバーの研修と交流を進めていくことです。

 森林プロジェクトは、作文指導に関する研修や交流を行うとともに、今後は寺子屋オンラインの指導に関する研修と交流も行っていきます。

 それは、これから寺子屋オンラインの参加者が増えると、現在の講師だけでは対応し切れなくなるからです。

 寺子屋オンラインは、個別指導でも、一斉指導でもなく、顔の見える少人数のグループ指導を中心にしていきます。

 すると、その少人数のグループの活気ある運営を行うために、単なる先生でも、単なる司会でもない、新しい役割の講師が必要になります。

 この新しい役割の講師の最も重要な性質は、人間的な魅力です。

 勉強の内容に関しては、小中学生は、本人の自学自習と保護者の協力でほぼ百パーセントカバーできます。
 だから、先生役の人が、生徒に何かを教える必要は基本的にありません。

 世の中には、人間的な魅力を持った個性と共感力のある大人がたくさんいます。
 その人たちが、子供の教育に携わることが、その人にとっても子供にとってもよいことなのですが、大人の多くは勉強の内容面に詳しくないことを理由に、教育に携わることを遠慮しています。

 そういう大人の人が、森林プロジェクトで子供の寺子屋オンライン教育に携われるようにしたいと思っています。

■新しい経済、新しい学校、新しい教育に対応

 第三は、将来の展望の大きな方向の説明です。

 現在の世界経済は、行き詰まっています。
 新しい価値あるものが生産できず、古い既に価値を減らしつつあるものを過剰に供給できる体制が作られているからです。

 これからは、誰もが、所属する職業に合わせた与えられた仕事をするだけでなく、自分の好きな仕事を自分なりの工夫でするような時代になります。

 森林プロジェクトは、その自分なりの仕事のきっかけになります。
 そして、こういう自分なりの仕事が、これからの新しい経済の萌芽になるのです。

 新しい学校とは、従来の、一斉の、知識中心の、場所と教科書に制約された学校ではなく、少人数の、個性的な選択のできる、オンラインと自然の調和した、自由な教材の学校です。

 そういう新しい学校の準備を、自然寺子屋キャンプという形で広げていきたいと思っています。

 新しい教育とは、知識の詰め込みと、記憶の再現テストのための教育ではなく、思考と創造と文化と心身と貢献のための教育です。
 その中でも、特に重要なのは、創造性を育てる教育です。
 その創造教育を、作文の学習を中心として組み立てていきたいと思っています。

■海外教育、幼児教育、日本教育

 第四は、将来の展望の具体的な方針の説明です。

 インターネットの世界では、国境による区別はほとんどなくなっています。
 言葉の森でも、海外から受講する生徒が全体の6パーセントぐらいになっています。

 しかし、これまでは、主に時差の関係で、海外生徒は言葉の森のオンライン企画に参加する機会がなかなか持てませんでした。

 今後は海外での森林プロジェクトのメンバーを中心に、時差の制約のない寺子屋オンライン教育を広げていきたいと思っています。

 この海外での日本の子供のオンライン教育は、将来、外個人の子供の日本語教育にも結びつけられると思います。。

 今後、人工知能によって言葉の壁がなくなれば、教育や文化についても国境の壁は次第になくなっていきます。
 これが、海外教育です。

 幼児教育とは、オンラインでありながら、ローカルに集まれる場所と結びついた、親のための幼児教育の構想です。

 子供の教育の最も重要な場所は家庭で、最も重要な時期は幼児期です。
 その幼児教育をオンラインで支援する形で行っていきたいと思います。

 日本教育とは、明治時代からの近代化の過程で失われた日本本来の優れた教育や文化を、現代の科学技術のもとで復活していくことです。

 現在の教育は、主に知識と技能の範囲に限定して行われています。
 知識と技能は、教育の基本の一つですが、それとともに、道と呼ばれるような知識技能を超越した分野も、これからの教育では重要になってきます。
 そして、その道の分野の教育は、日本が中心になって開発していく必要があるのです。

■タイムスケジュール

 今後のタイムスケジュールは、2017年中に、自主学習クラス、オンライン作文コース、思考発表クラブ、森林プロジェクトの運営を改善していくことです。

 2018年は、海外教育に力を入れていきます。

 2019年は、幼児教育をスタートします。

 2020年は、日本教育に着手します。

 これらを、ホームページだけでなく、Facebook、Google+、Zoomなどのクラウドサービスを活用して行っていこうと思っています。

 特に、Facebookは、使い方を工夫すればかなり活用できるので、今後Facebookグループの運営に力を入れていく予定です。


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

コメント欄

森川林 2017年12月2日 12時0分 1 
 この絵は、自然寺子屋キャンプのイメージ図です。
 オンラインで日常的に勉強している子供たちが、年に数回、自然の中でリアルな交流をするということを考えています。
 キャンプ場周辺の乗り物は馬ですが、馬は、まだいません(笑)。

nane 2017年12月2日 12時10分 1 
 勉強でもスポーツでも遊びでも、大事なのは集中力です。
 その集中力を生み出すのが、本人の意欲で、その意欲を生み出すのが、交流や発表というほかの人との関わりです。
 友達や先生や両親との関わりで意欲を生み出すオンライン教育を作ってきたいと思っています。


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