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漢字書き取りの勉強で、字がていねいでないとき as/3009.html
森川林 2017/08/23 21:00 


 小学校2年生の生徒の保護者の方から質問がありました。

 漢字の勉強をしているが、字がていねいでなく書き間違えたところも消しゴムを使わずに直している、これはどう注意したらよいかということでした。

 これについて、私の考えは、それは注意する必要はないというものです。
 注意はせずに、勉強したことだけをほめてあげればいいのです。

 なぜ注意しない方がよいかというと、小学校2年生の勉強で大人が注意をしようとすれば、際限なく注意する点が見つかる可能性が高いからです。

 親が子供の勉強を見たときに、悪いところを直そうという姿勢で見ると、子供はだんだんと自分の勉強の結果を親に見せなくなります。
 すると、学年が上がるにつれて勉強の内容を親が把握できなくなります。
 直すプラスよりも、勉強を見せなくなるマイナスの方がずっと大きいのです。

 よく親の前で音読するのを嫌がる子がいますが、それも、音読をしたあとに読み方を注意されることがあったからです。

 だから、もし注意したくなることがあったとしても、その注意は10回に1回ぐらいに留めておく方がいいのです。
 少なくとも、気がついたつど注意するようなことはせず、ただ勉強したことを褒めるだけのにしておくことが基本です。

 特に字がていねいであるとかないとかいうことは、主観的な面があります。
 だから、子供本人がていねいに書いたつもりでも、大人から見れば雑に書いてるように見えることもあります。

 注意していいのは、席を立つとき椅子をしまうとか、玄関の靴はそろえておくといういうような、外見上のはっきりした基準があるものです。

 しかし、その場合も、事後的な注意はできるだけせずに、事前の注意をしておき、できたあとに褒めるというようにしておくのです。

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森川林 20170823 1 
 子供の勉強を見ていると、注意したくなることが次々と見つかります。
 しかし、注意はしなくていいのです。
 注意して直すプラスより、注意することによって子供が親に勉強を見せなくなるというマイナスの方がずっと大きいからです。


nane 20170823 1 
中根 克明

 子供が低学年のとき、親はつい気軽にいろいろ注意してしまいますが、低学年のうちこそ注意はせずに褒めるだけにしておくといいのです。

 子供の勉強で、注意したくなることがあったら、そのことをその場では言わずにメモに書いておき、それが何度も続くときに限って、その注意をどのぐらい客観的な基準ととして説明できるかを考え、事後的な言い方ではなく、事前のアドバイスとして言うようにするのです。

 結構遠回りです(笑)。

漢字書き取りの勉強で、字がていねいでないとき
小学校2年生の生徒の保護者の方から質問がありました。 漢字の勉強をしているが、字がていねいでなく書き間違えたところも消しゴムを使わずに直している、これはどう注意したらよいかということでした。 …
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森林プロジェクトにお問い合わせいただいた方に、9月9日(土)説明会のお知らせ as/3008.html
森川林 2017/08/23 08:19 


「学年別作文感想文の書き方」の小冊子

 今年の4月以降、森林プロジェクトの作文講師資格講座のお問合わせいただいた皆様に、「学年別作文感想文の書き方」の小冊子をお送りします。

 作文指導で大事なことは、子供が安心して書ける状態を作ってあげることです。
 作文の上手下手を中心に見てしまうと、書くことに自信のある子しか書けない作文指導になってしまいます。

 作文の実力をつけるのは、作文の上で添削指導よりも、それ以前の家庭での読書や対話の指導の方です。

 ですから、作文や感想文を指導する場合は、子供が楽に書けるような手順を示し、その手順を少しでも理解して書こうとしたら、そこを大いに褒めてあげることです。

 この「学年別作文感想文の書き方」の小冊子も、そのような先生の指導とセットで使ってくださるようお願いします。

森林プロジェクトは、9月から料金改定

 さて、森林プロジェクトは、これまで
====これまで
一般の方の作文講師資格DVD講座 64,800円(分割払いの場合は 5,400円×12回)
言葉の森の生徒及び元生徒の保護者の場合は 54,000円(分割払いの場合は 4,500円×12回)
====
という料金体系で行ってきましたが、この9月から下記のような料金体系にさせていただきます。
====これから
一般の方の作文講師資格DVD講座 129,600円(分割払いの場合は 5,800円×24回)
言葉の森の生徒及び元生徒の保護者の場合は 118,800円(分割払いの場合は 5,300円×24回)
====

 ただし、これまでお問い合わせのあった皆様への連絡が不十分な面がありましたので、お問い合わせいただいた方には9月20日までの受付で旧料金での受講可能ということにさせていただきます。

【関連する記事】
 なお、今回の料金改定に伴う関連記事は、下記をごらんください。
https://www.mori7.com/as/2989.html


森林プロジェクトの詳細説明会を
9月9日(土)10:30よりオンラインで開催


 森林プロジェクトの資料以外に、更に詳しい説明を聞きたいという方もいらっしゃると思いますので、下記の日程で詳細説明会をオンラインで開催いたします。

■森林プロジェクトの詳細説明会(オンライン)

●日時
 2017年9月9日(土)
 午前10:30より30分程度

●会場
 googleハングアウトの会場ですので、自宅のパソコン又はスマホ又はタブレットから参加できます。
(パソコンの場合はウェブカメラの付いているものが便利ですが、説明会ではカメラ機能はオフにして自分を写らないようにしておいて結構です)
 当日の会場は、言葉の森のホームページの上から十数行目にある「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30」となります。

●接続テスト
 googleハングアウトは初めてという方も多いと思いますので、接続のテストをされる場合は、言葉の森のホームページの上から10行目あたりにある「◆予備会場1」~「◆予備会場5」のいずれでも自由にお使いください。
 操作がわかりにくい場合は、言葉の森までご質問ください。

※なお、会場は定員がありますので、参加を希望される方は、ホームページのこの記事のコメント欄にその旨をお書きくださるか、お電話でご連絡ください。コメント欄のお名前はペンネームで結構です。
https://www.mori7.com/as/3008.html

この記事に関するコメント
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森川林 20170824 1 
 森林プロジェクトでどんなことができるか、どんなことをしているかということは、わかりにくい面があると思います。
 そこで、9月9日(土)10:30より、オンラインで説明会を開催することにしました。(参加費無料。時間は30分程度)
 この説明会では、これまでまだ話したことのない、森林プロジェクトの新しい企画の話もします。
 オンラインの説明会なので、自宅のパソコン、又は、スマホから参加できます。
 森林プロジェクトの企画に関心のある方でしたら、どなたでも参加できます。
 定員があるため、参加希望者は、
▼ホームページのコメント欄に書いていただくか、
https://www.mori7.com/as/3008.html
▼Facebookグループ「森林プロジェクト」のコメント欄に書いていただくか、
https://www.facebook.com/groups/shinpro/
▼又は、言葉の森までお電話でご連絡ください。
電話045-830-1177(平日9:00~20:00)

わたみ 20170826  
 9日のオンライン説明会に参加申し込みをよろしくお願いします。

Shino 20170828  
9日 説明会に参加したいです。宜しくお願いします。当日は子どもの習い事の待ち時間になりますので、近くのスターバックスから視聴いたします。ハングアウトになれていませんので少し心配ですが、楽しみにしております!

森川林 20170828  
Shinさん、ありがとうございます。
 ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

MOCO 20170828  
9日の詳細説明会に参加いたします。
どうぞ、よろしくお願いいたします!

森川林 20170828  
MOCOさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

ゆきこ 20170829  
参加させて頂きたいです。よろしくお願い致します。

いと 20170830  
説明会に参加したいです。
よろしくお願い致します。

森川林 20170830  
 いとさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

森川林 20170830  
 ゆきこさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

がく 20170830  
9日説明会参加希望です。よろしくお願いします。

ムギ 20170830  
こんにちは。
Googleハングアウトが初めてで使ってみようかと思いましたが、別にGoogleアカウントを作らなくてはならないようで、私はアカウントを作りたくないので今回の説明会は断念しました。

しかし、講師講座には関心があり前向きに受講を考え中です。こちらの講座、または今後関わりを持たせて頂くかもしれない事で、グーグルハングアウトの利用は必須でしょうか。

ようこ 20170831  
詳細説明会に参加します。

森川林 20170831  
 がくさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

森川林 20170831  
 ようこさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

森川林 20170831  
 ムギさん、googleアカウントは、Gmailを作れば、いくらでも作れるので、作っておくといいと思います。
 というのは、今後、いろいろな研修会や交流会をこのgoogleハングアウトで行うからです。

しばこ 20170831  
お世話になります。説明会の参加をさせていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

ムギ 20170831  
お返事ありがとうございます。
Google検索、Googleアカウントは便利な面もありますが、個人の様々な情報を収集されてしまうという側面もあり、色々な考えがあるとは思いますが私自身はそこを懸念しております。

研修会、交流会で使われるということなので再検討をしたいと思いますが、Googleアカウント、Googleハングアカウントが使用できないと講座を受講できないということはありませんか?
それらを持っていなくても、送って頂く教材で内容を理解することはできますか?

ゆーりん 20170831  
参加希望します。よろしくお願いします。

ふぅ 20170831  
9日の説明会に参加を希望します
よろしくお願いします

catch44 20170901  
この度は資料を送付いただき、ありがとうございました。
9日のオンライン説明会への参加を希望いたします。
よろしくお願いいたします。

mitsuka 20170902  
9月9日のオンライン説明会に参加を希望します。よろしくお願いします。

森川林 20170902  
 しばこさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

森川林 20170902  
 ムギさん、ハングアウトの会合には特に出なくてもやっていけますが、やはり微妙なところは、口頭で相談したくなるようなことが出てくると思います。
 個人情報というのは、何も問題ないと思います。 

森川林 20170902  
 ゆーりんさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

森川林 20170902  
 ふぅさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

森川林 20170902  
 catch44さん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

森川林 20170902  
 mitsukaさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

けいこ 20170902  
9/9説明会に参加希望です。

ハングアウト、初めてですがよろしくお願いします。

森川林 20170902  
 けいこさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

けいこ 20170902  
9/9説明会に参加希望です。

ハングアウト、初めてですがよろしくお願いします。

さくら 20170902  
こんばんは 参加希望です(^ ^)まだ 参加できるでしょうか?

森川林 20170902  
 さくらさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

ヒツジ 20170905  
9日の説明会に参加希望します。

森川林 20170906  
 ヒツジさん、ありがとうございます。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

ほえみ 20170907  
9日の説明会に参加を希望します。
まだ人数に余裕はありますか?

森川林 20170907  
 ほえみさん、こんにちは。もうほとんど定員ですが、たぶんぎりぎり大丈夫。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

ほえみ 20170907  
どうもありがとうございます。もし定員をオーバーしているようでしたら、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。

ぱーこ 20170907  
参加希望します

森川林 20170907  
 ぱーこさん、たぶんぎりぎりだけど、もし満員だったら次回に。
 当日は、ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

fuku 20170908  
参加無理でしょうか?
可能ならば、参加希望したいです。

森川林 20170909  
 fukuさん、ありがとうございます。
 ぎりぎりですが、たぶん大丈夫だと思います。
 ホームページの「森林プロジェクト説明会場9/9 10:30 」というリンクからお入りください。

ばん 20170909  
詳細説明会、参加希望です。よろしくお願いいたします。

森川林 20170909  
 ばんさん、残念ながらもう満員なので、またの機会にお願いします。m(_ _)m

mitsuka 20170909  
mitsukaです。
google hangoutは何度インストールしても、「エラーのためハングアウトを終了します」のメッセージが出て、予備会場にも入ることができませんでした。残念ですがあきらめます。

ヒツジ 20170909  
説明会ありがとうございました。

catch44 20170909  
森川さま
説明会の開催、ありがとうございました。
お話は共感する所あり、よくわからない所あり、といった所です。
何よりも、こちらのHPを含めて膨大な情報量があるので、まず消化する時間を必要としております。

ところで、港南台のお教室を見学する事は可能でしょうか?
私は子供を通わせていた訳ではないので、教室の実際の雰囲気を知りません。
やはり、講師をするのであれば、実際の現場を見なければという思いがあります。

突然押しかけて見学はご迷惑になると思うので、ご都合の良い日時を教えていただけますか?

森川林 20170909  
 ばんさん、mitsukaさん、動画の記録を森林プロジェクトのフェイスブックグループにアップロードしましたので、ごらんください。
https://www.facebook.com/groups/shinpro/


森川林 20170909  
 mitsukaさんの場合は、たぶんパソコンのスペックがハングアウトについていけなかったためだと思います。
 CPUなどのレベルが年々上がっているので、昔高性能なものもすぐ古くなるのです。
 だから、低性能のクロームブック(笑)のような新しいもので接続するといいと思います。

森川林 20170909  
 catch44さん、気持ちはわかりますが、見学を許可すると、きりがないのです。
 何もしないとは言っても、講師も対応せざるをえないので、やはり授業に差し支えるのです。
 ただ見学を希望される方は多いと思うので、いつか、授業の雰囲気がわかるような動画をアップロードしておきたいと思います。

catch44 20170909  
森川さま

やはりお邪魔になりますよね。
了解しました。

それでは、こちらで質問を何点かよろしいでしょうか?

・現在活動されている、言葉の森準拠教室の数を教えてください。
こちらのHPに載っていないお教室もありますか?
また、最も古くから活動されているお教室は、開始してから何年目になりますか?

・現在、森林プロジェクトに参加されている講師、または講師候補の方は何名いらっしゃいますか?

・月謝の下限が設定されているという事でしたが、その金額を教えて下さい。

現実的な質問ばかりで申し訳ありませんが(笑)、森川先生の著書を拝読し、教育や将来に関するお話には非常に共感しております。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


森川林 20170910  
catch44様

 講師資格を取った人は50人以上います。
 ホームページに載っているのは、対外的な募集をしている教室だけです。
 自宅で、自分の子供とか近所の友達とかだけでやっている教室は把握していません。

 作文教室中心にやっている教室では、生徒は2、3人から2、30人というところだと思いますが、ロイヤリティは取っていないので教室ごとの正確な人数はわかりません。

 学習塾や英語教室や体操教室などで、新しい講座として作文を教えるというところもあります。
 そういうところは、言葉の森のホームページではなく、独自に地域で募集をしていると思います。
 ときどき、「○○にも、言葉の森があるんですか」という問い合わせがあるので、「それは、言葉の森ではなく、言葉の森の教材システムを使って教えている教室です」と説明しています。

 月謝の下限は、4000円程度です。
 初めての人はつい価格を安くして人を集めようとしますが、最初から、よい指導をある程度の高価格でという考え方でやっていった方がいいです。

 近いうちに、森林プロジェクトの講師の会合を行います。「森プロ交」という名称です。
 Facebookグループで連絡しますから、お時間があれば参加されるといいと思います。

catch44 20170910  
森川さま

早速詳細を教えていただき、ありがとうございます!
Facebookにて参加してみます。

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記事 3007番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/18
作文の提出率を高めるために――追加料金なしのオンライン作文オプション as/3007.html
森川林 2017/08/22 16:14 


作文力はこれからの学力

 作文力をつけることは、これからの新しい学力である記述力、思考力の育成に役立ちます。
 記述力、思考力は、受験前の短期間では身につきませんので、小学校低中学年から作文を書くことに慣れておくことが大事です。

 この作文力をつけるためのいちばんの基本は、毎週休まずに提出することです。

学年が上がると提出率が下がる人が出てくる

 言葉の森では、ほとんどの生徒が、先生からの電話説明のあとすぐに作文を書くようにしています。また、休んだ分もふりかえで受講することができるので、百パーセントの提出を続けている生徒もかなりいます。

 しかし、学年が上がり、本人が自分の意思で行動するようになると、先生からの電話のあとすぐに書かずに、後回しにしてしまう人も出てきます。
 作文の勉強は、わずか2、3回でも提出が滞ると、急に書くことが難しくなります。

誰でもできるオンライン作文のオプション

 そこで、言葉の森では、先生からの電話のあとすぐに作文の勉強に取り掛かれるように、オンライン作文のオプションを用意しています。

 これは、通常の電話指導の際に、オンラインの画面で先生と生徒が互いに顔を見ながら話をするという形の授業です。

 このオンラインの授業のあと、生徒がその画面をつけたまま勉強をすれば、作文を後回しにするということがなくなります。

 オンライン作文は、生徒と担当の先生だけでなく、同じ時間帯で勉強しているほかの生徒や先生の画面も映すことができるので、みんなと一緒に勉強している感覚で学習できます。
 ほかの生徒や先生の音声は聞こえませんから、みんなと一緒でいながら、自宅で静かに勉強に取り組むことができます。

クロームブックがあればパソコンの代わりになる
スマホやタブレットも可


 このオンライン作文は、追加料金無料のオプション企画で行っています。
 オンライン作文のための必要な機材は、ウェブカメラ付きのパソコン、又はスマホ、又はタブレットですが、画面が大きく見えるパソコンの方が便利です。
 近年のパソコンは、ウェブカメラ内臓のものが多いので、特に設定などせずにすぐ接続できるものがほとんどです。

 また、パソコンをわざわざ用意するのが難しいという場合は、クロームブックというウェブ利用に特化した端末にすれば、4万円以下の価格でgoogleハングアウトやウェブ検索を自由に使うことができます。

 オンライン作文は、いつでも体験学習ができますので、希望される方は、言葉の森までお電話でお問い合わせください。

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nane 20170822  
 昔は、通信教育と通学教育の違いがありました。
 今は、インターネットを利用すると、通信教育と通学教育の差はほとんどなくなります。
 そして、通信教育、通学教育の先にあるものは、自然寺子屋合宿というより深いリアルな場になるのです。

森川林 20170823 1 
 通信教育のいちばんの弱点は、強制力が弱いことです。
 電話指導のあとすぐに作文を書くという流れを作っておけば、提出が滞ることはありません。
 ところが、電話指導のあとに食事をしたり、休憩をしたりしてしまう人がときどきいるのです(笑)。
 そこで、オンラインで、通学教室と同じように勉強する仕組みを作ることにしました。
 これで、提出が滞る割合は、ぐっと減ると思います。

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通信教育を通学教育と同じように続けやすくする方法 as/3006.html
森川林 2017/08/22 04:48 

 一般に、通信教育は続けにくいと思われています。
 その理由は、勉強する場としての強制力が弱いからです。

 大学入試の受験生になれば、勉強の動機が明確なので家庭で一人で勉強をすることも十分にできます。
 しかし、勉強に対する動機付けが弱い小学生や中学生の間は、通信教育という形はチェックしてくれる人がいないと続けにくいものになるのです。

 小学生の間は先生の電話指導のあとすぐに始めるようなことができても、中学生ぐらいになってくると、電話のあとでも、「今日は忙しいからあとでやろう」というように考える子が出てきます。
 勉強は、今やるか、それともやらないか、という二つの選択しかないと考えておくことです。
 「あとでやろう」というのが最もよくないやり方で、本人は確かにあとでやるつもりでも、その「あと」が次第に遅れて一週間たってしまうと、課題が二つたまってしまうことになります。
 作文の勉強は、課題が二つも三つもたまると、途端に消化することが難しくなります。

 「あとでやろう」ということは考えずに、忙しいときは不十分でもよいので、例えば課題の要約と感想だけんして15分間だけ取り組むとか、時間制限を決めておき作文が途中で終わっても「(つづく)」と書いてとりあえず終了にしておくとか、何しろその日のうちにできるところまで書き、その日のうちに終えるようにすることが大事です。

 以上のように、通信教育は、取り組み方を変えるだけでもなかり続けやすくなりますが、実は、もっと続けやすくなる方法があります。
 それは、googleハングアウトによるオンライン個別指導です。

 普通、オンラインの個別指導というと、高額な料金を請求されることも多いのですが、googleハングアウトを利用したオンライン個別指導は、通常の受講料以外の追加料金はありません。

 やり方は、担当の先生からの電話指導の際に、オンラインのビデオ画面で先生と話をする顔が互いに見えるようにすることです。
 そのオンラインの場には、同じ時間帯に勉強している他の生徒や先生もいます。
 生徒は、担当の先生の10分間の電話説明を聞いたあと、作文を書き始めますが、そこで電話は切ってもオンラインの画面は切らずにつなげておくことができます。

 そして、約1時間、みんなが勉強している場で、先生が見守っている中で、作文の勉強を続けるのです。
 書いている間に質問があれば、事務局に電話をして質問をすることができます。

 このようなやり方であれば、通信教育であっても通学教育とほとんど変わりませんから、課題の提出がたまってしまうということがありません。

 もしどうしてもできない場合でも、ほかの日に振り替えて消化することができますから、作文の課題の提出はずっと続けやすくなります。

 googleハングアウトの利用は、まだ経験していない方が多いので、敷居が高いように見えるかもしれませんが、今のパソコン(又はスマホ、又はタブレット)であれば、ほとんどの端末が対応しているので、特に難しい設定をしなくても誰でも始められます。

 これからの通信教育は、こういう形のオンラインの低価格の個別指導が主流になってくると思います。

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森川林 20170822 1 
 勉強は、いい教材があれば進むものではありません。
 特に、小学生のころは、教材や指導法よりも、人間的な触れ合いがあるかどうかということの方が大事です。
 自分の勉強を見守ってくれる先生や、親や、一緒に勉強をする友達などの存在が重要になってくるのです。

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2020年度大学入試改革に対応する記述力、文章力 as/3005.html
森川林 2017/08/21 07:45 


 2020年度の入試改革に、今の小学生の子供たちは、どのように準備したらいいのでしょうか。

 これからの入試で評価の中心となるものは、主に記述力です。
 また、自分の考えをひとまとまりの文章として書き表すことのできる作文力小論文力も重要になってきます。
 ひとことで言うと、記述力、文章力がこれから重要になってくるのです。

 これまでの入学試験は、多数の受験生を短期間で採点するために選択式の問題が中心になっていました。
 選択式の問題の多くは、考える問題ではなく知識を再現する問題です。
 ですから、選択式の入試問題に対応する形で、学校や塾でも知識の詰め込み型の勉強が多かったのです。

 しかし、これからは受験生の学力の評価に、もっと長い時間をかけられるようになります。
 東大や京大で新たに導入された特色入試や推薦入試では、高校3年生の秋ごろから評価が開始されます。
 これからは、その生徒の関心や実力を、長い時間かけてじっくり見るという形の入試に変わっていくのです。

 現在でも既に、国公立大学の入試問題はほとんどが記述式です。
 記述力、小論文力に対する力をつけることが、これからの小学生の勉強の方向です。

 では、この記述力文章力をつけるためには。どうしたらいいのでしょうか。

 第一に、最も基本となる「書く力」は、実際に文章を書くことによって育ちます。
  書く力をつけるためには、単に文章の書き方がわかればよいというのではなく、何度も書くことによって、手と目と頭脳が自然に連動していくようにする必要があるのです。

 この文章を書き慣れることが、小学生の最も基本となる勉強になります。
 ところが、小学校低学年のころは文章を書く練習をさせることができても、中学年、高学年と高学年が上がってくるにつれて家庭で、子供に文章を書かせる練習をすることはだんだん難しくなってきます。
 ここを工夫していく必要があります。

 記述力をつけるために、第二に重要なことは、考える力のもとになる家族との対話の時間を充実させていくことです。

 子供の思考力は、主に対話と読書によって育ちます。
 ところが、読書は、子供が自分から進んで難しい本を読むということはなかなか出来ません。
 また、子供に無理に難しい本を読ませようとすると、逆に読書嫌いにさせてしまうこともあります。
 したがって、読書によって思考力をつけるよりも前に、小学生のころは、親子の対話の中で思考力をつけていくのです。

 この親子の対話のために活用できるのが、作文の課題です。
 特に、高学年の生徒の作文課題は、考えるテーマが多くなってくるので、書く材料を探すために、事前に家族で話をする時間をとるといいのです。
 そうすると、思考力を育てる勉強と、家族の団欒や対話が同時に実現できるようになります。

 記述力をつけるために、第三に重要なことは、読書によって語彙力、表現力を伸ばしていくことです。

 作文がなかなか書けないとか、書くのに時間がかかるとか、書くことが思い浮かばないという場合、それらの生徒に共通するものは読書不足であることが多いものです。

 逆に、よく読書をしている生徒は、文章を書くスピードも速く、表現も滑らかで、書くことを苦にしないという面があります。
 更に書く力がついてくると、文章を書くことが楽しいというようになってきます。

 読書については、易しい、面白い本から、だんだんと難しい読み応えのある読書に移っていくことも必要ですが、それ以上に大事なのは、何しろ毎日読む習慣をつけていくということです。

 記述力、文章力をつけるには、以上述べてきたように、書き慣れること、作文を通して親子で対話をすること、毎日読書をする習慣を作ることが重要です。
 こういう普段の生活が積み重なって、記述力、文章力が育っていきます。

 2020年度からの大学入試改革に対応する学力は、これまでの勉強のように、受験前の短期間の集中学習で力をつけるというわけにはいきません。
 小学生のうちからの毎日の家庭生活の中で、少しずつ身につけていくといいのです。

この記事に関するコメント
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森川林 20170821 1 
 作文力が短期間で上達する子は、読書力のある子です。
 しかし、読書力があまりない子でも、作文を書く練習を長く続けていると必ず上達していきます。
 大事なことは、気長に続けていくことです。
 この家庭での作文の勉強を続けやすくするために、言葉の森では、オンライン作文を行っています。
 これは、オンラインで1時間、作文を書く画面を先生や他の生徒と共有していく仕組みです。これで、通学教室と同じような臨場感をもって勉強をすることができます。


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 作文で大事なのは中身です。  しかし、中身はなかなか進歩 3/2
これからの新し 森川林
 今はまだ、勉強のゴールは、大学入試になっています。  大 3/1
上手な作文とそ 森川林
 上手な作文とそうでない作文の差は、語彙力の差です。  そ 2/29
ChatGPT 森川林
 創造発表の勉強のネックになるのは、個性的なテーマであればあ 2/28
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掲示板の記事1~10件
日本復活の道筋 森川林
 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。 4/17
メモ 森川林
https://www.mori7.com/za2024a0 4/16
単なる作業 森川林
勝海舟は、辞書を買うお金がなかったので、ある人から夜中だけ辞 4/8
勉強は、人に教 森川林
勉強は、人に教えてもらうのではなく、 自分で学べばよい。 4/7
タイマー勉強法 森川林
 勉強も、家事も、仕事も、やらなければならない細かいことがた 4/2
人間の役割 森川林
うちの子が1歳か2際のとき、 車で30分ほどの三浦海岸につ 4/2
舞岡のシラサギ 森川林
舞岡八幡宮に行ったら、帰りにシラサギがいた。 3/29
身体や物理的現 森川林
身体や物理的現実は、時間や空間に限定されているが、意識はそれ 3/29
メジロとか、ヒ 森川林
メジロとか、ヒヨドリとか、スズメとか、ヤマバトとかが、毎日わ 3/28
批判と創造 森川林
人を批判することはたやすい。 大事なことは、批判ではなく創 3/27

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

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●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
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