短文集 ことわざの木
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5-1
▼あくせん
悪銭(あくせん)身につかず
5-2
▼あくほうも
悪法も法である(ソクラテス)
5-3
▼あたらしいぶどうしゅは
新しいブドウ酒は新しい皮袋に
5-4
▼あっかは
悪貨は良貨を駆逐(くちく)する
5-5
▼あめふって
雨降って地固まる(一度ごたごたのあったあとに、かえってよくまとまる)
5-6
▼ありのあなから
蟻(あり)の穴から堤がくずれる
5-7
▼あんずるより
案ずるより産むが易し(心配するよりもやってみると、意外にやさしい)
5-8
▼いしの
石の上にも三年
5-9
▼いしばしを
石橋をたたいて渡る
5-10
▼いしゃの
医者の不養生(ふようじょう)
5-11
▼いしょく
衣食足りて礼節を知る
5-12
▼いそがば
急がば回れ
5-13
▼いちじが
一事が万事(一つのことの様子を見れば、ほかのこともわかる)
5-14
▼いっこくのせいじは
一国の政治は、その国の国民の民度を出ない(ウェーバー)
5-15
▼いっすんの
一寸の虫にも五分の魂(たましい)
5-16
▼いのなかの
井の中の蛙(かわず)大海を知らず
5-17
▼いるを
入るを量りて出ずるを制す
5-18
▼いわしの
鰯(いわし)の頭も信心から
5-19
▼うじの
氏(うじ)より育ち
5-20
▼うそも
嘘(うそ)も方便
5-21
▼うのまねを
鵜(う)の真似をする烏(からす)、水に溺(おぼ)れる
5-22
▼うまのみみに
馬の耳に念仏(猫に小判)
5-23
▼うみのおやより
生みの親より育ての親
5-24
▼うりのつるに
瓜(うり)のつるになすびはならぬ
5-25
▼えびで
蝦(えび)で鯛を釣る
5-26
▼おかめ
岡目八目(おかめはちもく)(部外者のほうがよくわかる)
5-27
▼おくじょう
屋上屋を架す(重複して無用なことをする)
5-28
▼おごれる
おごれる者久しからず(平家物語)
5-29
▼がくもんに
学問に王道はない
5-30
▼かっしても
渇(かっ)しても盗泉(とうせん)の水を飲まず
5-31
▼かって
勝ってかぶとの緒をしめよ
5-32
▼かてば
勝てば官軍
5-33
▼かには
蟹(かに)は甲羅(こうら)に似せて穴を掘る(人は、自分の分に応じた行動をするものだ)
5-34
▼かめの
亀の甲より年の功
5-35
▼かわいいこには
かわいい子には旅をさせよ
5-36
▼かんなん
艱難(かんなん)汝(なんじ)を玉にす
5-37
▼きくは
聞くは一時の恥聞かぬは末代(まつだい)の恥
5-38
▼きゅうすれば
窮(きゅう)すれば通ず(困り切ると解決の道が開ける)
5-39
▼きゅうそ
窮鼠(きゅうそ)猫をかむ
5-40
▼きりんも
麒麟(きりん)も老いては駑馬(どば)に劣る
5-41
▼くさっても
腐っても鯛
5-42
▼くんしはわして
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(論語)
5-43
▼けいこうと
鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となるなかれ
5-44
▼けがの
怪我の功名(失敗がよい結果に)
5-45
▼けんによって
剣によって立つ者は剣によって滅ぶ
5-46
▼こういん
光陰(こういん)矢のごとし(月日は早い)
5-47
▼こうかい
後悔先に立たず
5-48
▼こうさん
恒産(こうさん)なければ恒心なし(孟子)
5-49
▼ごうに
郷(ごう)に入(い)っては郷に従え
5-50
▼こうぼうも
弘法(こうぼう)も筆の誤り
5-51
▼こけつに
虎穴に入らずんば虎児を得ず
5-52
▼さいおうが
塞翁(さいおう)が馬(幸不幸は入れかわる)
5-53
▼さいがいは
災害は忘れたころにやってくる(寺田寅彦)
5-54
▼さいげつ
歳月人を待たず
5-55
▼さいだい
最大多数の最大幸福が道徳と法律の基礎である(ベンサム)
5-56
▼さきんずれば
先んずればすなわち人を制す
5-57
▼さるものは
去るものは日々に疎(うと)し
5-58
▼さんにん
三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵
5-59
▼しかを
鹿を逐(お)うものは山を見ず
5-60
▼じそんの
児孫のために美田(びでん)を買わず(西郷隆盛)
5-61
▼しって
知って行わざるは、知らざるに同じ
5-62
▼じゃの
蛇(じゃ)の道はへび
5-63
▼しゅうきょうは
宗教は国民の阿片(あへん)である(マルクス)
5-64
▼しゅに
朱に交われば赤くなる
5-65
▼しょうじん
小人閑居(かんきょ)して不善(ふぜん)をなす(大学)
5-66
▼しょうのむしを
小の虫を殺して大の虫を生かす(大を生かすため小を犠牲に)
5-67
▼しょうを
将を射んとする者はまず馬を射よ
5-68
▼しょしん
初心忘るべからず(花伝書)
5-69
▼じんかん
人間(じんかん・にんげん)到るところ青山(せいざん)あり
5-70
▼じんせい
人生意気に感ず(人生は互いの意気に感じて動くもの)
5-71
▼すきこそ
好きこそ物のじょうず
5-72
▼すぎたるは
過ぎたるは及ばざるがごとし(やりすぎは、不足と同じ)
5-73
▼すてるかみ
捨てる神あれば拾う神あり(見捨てられる一方で助けられることもある)
5-74
▼すめば
住めば都
5-75
▼せいしんいっとう
精神一到何事か成らざらん
5-76
▼せいだく
清濁(せいだく)あわせ呑む(度量が広い)
5-77
▼せいては
せいては事を仕そんずる
5-78
▼せきぜんの
積善の家には余慶あり(よいことをしいる家にはよいことがおこる)
5-79
▼せけんのくちに
世間の口に戸は立てられぬ(世の中のうわさは防ぎようがない)
5-80
▼せまき
狭き門より入れ。滅びに至る門は大きその道は広くこれより入る者は多し
5-81
▼ぜんしゃの
前車のくつがえるは後車の戒め
5-82
▼せんだんは
栴檀(せんだん)は双葉より芳し
5-83
▼せんどう
船頭多くして船山にのぼる大器晩成(大人物は遅く成長する)
5-84
▼だいは
大は小を兼ねる
5-85
▼たいぼくは
大木は風に折られる
5-86
▼たげいは
多芸は無芸(多芸の人は、とくにすぐた芸がない)
5-87
▼たつとり
立つ鳥あとを濁さず
5-88
▼たで
蓼(たで)食う虫も好きずき
5-89
▼たまみがかざれば
玉(たま)みがかざれば器(き)をなさず
5-90
▼ちは
血は水よりも濃い(血縁は強い)
5-91
▼ちょうさん
朝三暮四(ちょうさんぼし)(目先の違いはあるが本質はわっていない)
5-92
▼ちょうしょは
長所は短所
5-93
▼ちりも
塵(ちり)も積もれば山となる
5-94
▼つかっている
使っている鍬(くわ)は光る
5-95
▼つのを
角(つの)を矯(た)めて牛を殺す
5-96
▼つみをにくんで
罪を憎んで人を憎まず
5-97
▼てつは
鉄は熱いうちに打て
5-98
▼でるくいは
出る杭(くい)は打たれる
5-99
▼てんのときは
天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず(孟子)
5-100
▼てんは
天は自ら助くる者を助く
5-101
▼とうだい
燈台(とうだい)下暗し
5-102
▼とおで
十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人
5-103
▼どくを
毒をもって毒を制す(悪いことを別の悪いことで押さえる)
5-104
▼なさけは
情けは人のためならず(人に情けをかければいつかは自分のためにもなる)
5-105
▼なまけものの
なまけ者の節句働き
5-106
▼なまびょうほうは
生兵法(なまびょうほう)は怪我(けが)のもと
5-107
▼ならい
習い性となる(習慣は第二の天性)
5-108
▼ならうより
習うより慣れよ
5-109
▼にがした
逃がした魚は大きい(手に入らなかったものは大きく感じられる)
5-110
▼にとを
二兎をおう者は一兎も得ず
5-111
▼にんげんはいっぽんの
人間は一本の葦(あし)にすぎない。だが、それは考える葦である(パスカル)
5-112
▼のうある
能ある鷹は爪をかくす
5-113
▼のどもとすぎれば
のどもとすぎれば熱さ忘れる
5-114
▼はなより
花よりだんご
5-115
▼はやおきは
早起きは三文の得
5-116
▼ひとのふり
人の振り見てわが振り直せ
5-117
▼ひとをあいてに
人を相手にせず、天を相手にせよ
5-118
▼ひとをのろわば
人を呪わば穴二つ(他人に害を与えようとすれば自分にも)
5-119
▼ひゃくぶんは
百聞は一見にしかず
5-120
▼ひゃくりの
百里(千里)の道も一歩から
5-121
▼ひんすれば
貧(ひん)すれば鈍(どん)する
5-122
▼ふくすい
覆水(ふくすい)盆に返らず(過ぎたことは取り返せない)
5-123
▼ふとったぶたに
太ったブタになるよりは、やせたソクラテスになれ
5-124
▼へたの
下手の考え休むに似たり
5-125
▼ほとけのかおも
仏の顔も三度
5-126
▼まかぬたねは
まかぬ種ははえぬ
5-127
▼まごにも
馬子(まご)にも衣裳
5-128
▼みずからかえりみて
自ら省みて直(なお)くんば、千万人といえども我行かん(孟子)
5-129
▼みずきよければ
水清ければ魚住まず
5-130
▼みつごの
三子(みつご)の魂(たましい)百まで
5-131
▼みのるほど
実るほど頭(こうべ)をたれる稲穂かな
5-132
▼もちは
餅(もち)は餅屋
5-133
▼やすものがいの
安物買いの銭(ぜに)失い
5-134
▼やなぎに
柳に雪折れなし
5-135
▼やはりのに
やはり野におけ蓮華草(れんげそう)
5-136
▼やまたかきが
山高きが故に貴からず
5-137
▼ゆうべんは
雄弁は銀、沈黙は金
5-138
▼らくあれば
楽あれば苦あり(苦あれば楽あり)
5-139
▼りかに
李下(りか)に冠をたださず(瓜田(かでん)に履(くつ)をいれず)(疑われるようなことはしない)
5-140
▼りょうやくは
良薬は口に苦し
5-141
▼るいは
類は友を呼ぶ
5-142
▼れいがいの
例外のない規則はない
5-143
▼ろーまは
ローマは一日にしてならず
5-144
▼ろんごよみの
論語読みの論語知らず
5-145
▼わざわい
禍(わざわい)を転じて福となす
5-146
▼われおもう
われ思う、故にわれあり(デカルト)