学習の手引の訂正箇所
 下記の部分が訂正されています。差し替えてお読みください。(2009年2月1日)
 また、ウェブの学習の手引には、手書きの作文のJPG画像のアップロードの仕方が載っています。
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3.自習の仕方
 体験学習中や入会後しばらくの間は、自習はできなくてもかまいません。
 必ずやっていただきたい自習は、10分間暗唱です。暗唱が難しいときは、高速聴読のページを10分間聴くだけでもかまいません。
 暗唱のあと余力のある人は、長文音読をしてください。音読が難しいときは、高速聴読のページを聴くだけでもかまいません。
 できるだけ毎日読書をしていきましょう。読書の目安は、小1=10ページ以上、小2=20ページ以上、……、小5以上=50ページ以上です。
1.自習のコツ
 自習は、毎日無理なく続けていくことが大切です。そのために、自習の時間をできるだけ毎日の生活時間に連動させるようにしてください。例えば、朝ご飯の前に10分間暗唱、夕ご飯の前に長文音読、就寝前に読書などと決めておくと、親も子供も忘れません。
 ただし、一度決めても、自習が自動的に進むようになることはありませんから、そのつど親が声をかけてあげる必要があります。また、用事があってできないときは、必ず、「今日は、こういう理由があるから自習をしなくていい」と言っておきましょう。何も言わずにうやむやのまま自習をしない日を作ると、決めたことに対する重みがなくなるので、その後の継続がしにくくなります。旅行や病気などで数日間自習をしない日があったときは、親が「では、明日からまた自習を始めよう」と再開する日を宣言すると始めやすくなります。
 勉強は、子供の自主性を生かして進めることが大事です。親が突然思い出して、「今から勉強をしなさい」と言っても、子供の心には抵抗が生まれます。「何時になったら勉強しよう」とあらかじめ言っておけば、その時間になったときにスムーズに勉強に移ることができます。
 勉強は、どんなことがあっても、決して叱ったりからかったりしないように見てあげましょう。例えば、子供の暗唱や音読がどんなに下手であっても、終わったあとに、親が、「上手に読めるようになってきたね」と一言声をかけてあげれば、不思議なことに必ず上手に読めるようになっていきます。
 いつも、子供に優しい声かけをしてあげるためには、親自身に余裕があることが大切です。毎日の自習は、子供の自習というよりも、親が忍耐心をつけるための自習であると考えていくと余裕を持って自習に取り組めます。
 もし、子供を叱ってしまったときは、少なくとも就寝する直前には、「さっきは、ごめんね」と優しく接してあげましょう。子供の心身の成長は、就寝する前の心理状態が大きく影響するからです。
2.暗唱チェック
 毎週、担当の先生が授業の前に、その週の長文の冒頭300字の暗唱ができているかどうか聞きます。
 暗唱ができているときは、暗唱した文章を言ってください。
 暗唱ができていないときは、300字の中で穴埋め問題を出しますからそれに答えてください。
 その週の暗唱はできていないが、前の週までで暗唱できているものがあれば、その暗唱できているものを言ってもいいです。
3.10分間暗唱の仕方
10分間を計れるタイマーを用意しておくと便利です。
 タイマーがない場合は、約4行100字分の長文を30回読むことを目安にしてください。
 (幼長・小1・小2の長文は文字が大きいので約5行100字分です)
1日目は、長文を見ながら、約4行100字分を何度も音読します。(幼長・小1・小2は約5行100字分)
 句読点でもあまり区切らずに早口で音読した方が覚えやすくなります。大体15回(4?5分)で空で言えるようになります。
長文を見ないでも言えるようになったら、そのまま空で暗唱を続けます。
 大事なことは、長文を見てすらすら言えるようになるまでは、空で言おうとしないということです。つっかえたり考えたりしながら覚えようとすると、かえってすらすらとした読み方を覚えにくくなります。
空で暗唱しているときは、歯磨きをしたり、お風呂に入ったりと、ほかのことをしながら暗唱を続けることができます。ですから、長文を見ながら暗唱する正味の時間は最初の4?5分だけです。
長文を読み始めてから10分(30回)ぐらいで、すっかり暗唱できるようになります。
1日目に100字暗唱できるようになったら、それで1日目はおしまいです。
 2日目は新たに続きの100字を暗唱できるようにします。同様に、3日目も新たに続きの100字を暗唱します。
4日目からは、それまでの3日間で覚えた約12行300字分(幼長・小1・小2は約15行)を通して暗唱します。5日目、6日目、7日目も同様です。(300字10分間は回数にすると約10回分です)
短時間の勉強は、毎日決まった時間にやる方が続けやすいので、原則として毎日暗唱する時間をとるようにします。朝ご飯の前に10分間暗唱をするなどと決めておくと続けやすいと思います。

10分間暗唱の仕方を動画で説明しています。
https://www.mori7.com/mori/mori/20081230.php
 
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4.高速聴読の仕方
 10分間暗唱が難しいときは、高速聴読を10分間聴く形で勉強することもできます。
1、言葉の森の表紙から「検索の坂」に行きます。→ 2、「検索の坂」で生徒コードを入れ、「課題の波」にいきます。→
3、「高速聴読の波」で課題の長文をクリック。→ 4、「高速聴読の波」で10分間の速聴をし、そのあと「暗唱問題」をクリック。→
5、暗唱問題のページで、時間内に答えを入れて解答。暗唱問題は何度でもできます。→ 6、再び検索の坂から「マラソンの波」をクリック。→
 
7、読解マラソン集の中から読みたい長文をクリック。→ 8、長文の全文速聴をします。  全文速聴した回数は、読解マラソンのページで記録できます。
5.音読の仕方
 長文を音読するときは、できるだけお母さんやお父さんの聞いているところで音読しましょう。
 意味のわからない言葉があってもかまいません。すらすら読めることを目標にして読んでいきましょう。
 お母さんやお父さんは、子供がつっかえながら読んだり何度も同じところで間違えて読んだりしても、決して叱ったりからかったりしないように聞いてあげてください。
6.読書の仕方
 その日の勉強のしめくくりとして、毎日50ページ以上読書をしていきましょう。(小1は10ページ以上、小2は20ページ以上……小5以上は50ページ以上)。読書は黙読です。50ページ読んで面白ければ、そのまま好きなだけ読みつづけましょう。
 小学4年生までは、おもしろい本をたくさん読んで速読力をつけることを目標にしていきましょう。小学5年生からは、難しい本もとりいれて、速読力以外に難読力をつけることも目標にしていきましょう。
 勉強としての読書には、漫画、学習漫画、絵本、図鑑、雑誌、ゲームの攻略本などは入りません。それらの本は勉強としてではなく趣味として読んでいきましょう。
 子供が自分で読めないときは、お母さんやお父さんが読み聞かせをしてあげてください。読み聞かせも読書のうちに入ります。
 受験中で、読書の時間がなかなか取れない場合は、国語の勉強を兼ねて、国語の読解問題集の問題文を読書がわりに読んでいきましょう。問題は解かずに、設問の空欄などは飛ばして問題文だけを読書がわりに読みます。1冊の問題集を最後まで読んだらまた最初に戻り、1冊について4回以上繰り返して読みましょう。
18.手書きの作文をインターネットから送る方法
1.JPGファイルとして保存する
 手書きの作文をインターネットから送る場合は、作文をスキャナで読み込み、JPG画像として保存しておきます。その際、次の4つのことにご注意ください。
1、作文に住所シールはりません。
2、作文用紙に、生徒コード・月・週がわかるように書いてください。
3、画像は、回転せずにそのまま読めるような形にしてください。
4、画像のサイズは、長い方(横幅)が1000ピクセル程度になるぐらいまで全体を縮小してください。
(サイズが大きいと送れなくなくことがあります)
 スキャナに回転やリサイズの機能がない場合は、フリーのソフトが多数ありますので、インターネットで検索してご利用ください。
 その保存したJPG画像を、「作文の丘」からアップロードします。

※くわしい説明は、「学習の手引」 https://www.mori7.com/mori/gate.php をごらんください。