私は小さい頃からキャラクターが大好きでコウペンちゃんのグッズを集めるまでは、「すみっコぐらし」や「サンリオ」等様々なキャラクターグッズをまんべんなく集めていた。 （80字）

　

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なほのぼのとしたキャラクターだ。
　私は、ものを集めることには「人の輪を広げる」こと「人生を彩る」という大きく2つの観点があると思う。まずは「人の輪を広げる」という事だ。私の友達は様々なキャラクターを知っていてグッズを多く集めている為、好きなキャラクターを通して、クラスを越えて沢山の友達と仲が良い。また彼女は学校を越え、インターネットを通して海外の人ともいわゆる「推し」仲間を見つけ、繋がろうとしている。私は今コウペンちゃんのキャラクターやグッズ集めに熱中しているが、友達の様にクラスや学校を越えた関係は無い。私もいつか、友達の様に自分の好きなもの、集めているものを通して様々な環境を活用しながら、人種や老若男女を問わず多くの人とつながっていくようになるのかもしれない。
　ものを集めるということは「人生を彩る」ということでもあると思う。私は小さい頃からキャラクターが大好きでコウペンちゃんのグッズを集めるまでは、「すみっコぐらし」や「サンリオ」等様々なキャラクターグッズをまんべんなく集めていた。しかし今では大好きなコウペンちゃんのグッズ集めに夢中になっている。例えば、ステッカーや本、トートバッグ、ぬいぐるみ等だ。中でも特にトートバッグが私のお気に入りだ。何しろそのバッグは雑誌の抽選で当たったものだからだ。しかもそれは、応募者の中から1人しか当たらない商品だった。トートバッグが届いた当日、私はまるで天国にのぼる様な気持ちになった。しかし、グッズを集めることには一苦労する。欲しいグッズを見つけたときは母に「なぜこれが今必要なのか」、「どれくらい欲しいのか」をプレゼンテーションしなければならず、とても時間がかかる。しかし振り返ってみると、その時間すらとても楽しく感じる。それは欲しい気持ちを再確認することが出来る時間にもなるからだ。私はこれらの経験を踏まえ、集まった「もの」だけでなく、気持ちや苦労等、集めるまでのプロセスも「人生を彩る」ことに繋がっていると思う。また以前、忙しい合間をぬって食材の買い物をしてきてくれている母に「お買い物してきてえらい！」という言葉が入ったコウペンちゃんのイラストを見せたことがある。すると母は、優しい笑顔になり、
「なんだか、心がふわっと軽くなった様な気がした。」
と言っていた。ものを集めるということで得られる「人生の彩り」は他の人とも共有できるのかもしれない。
ものを集めるということは、人間にとって「交流の仲介」となり、「心の豊さ」に繋がる。ある時は興味の輪だけでなく、人との輪を広げる事が出来る「交流の仲介」であり、ある時は人生を彩り楽しませてくれる「心の豊かさ」に繋がる。私はこれからも集めているものを通して様々な人と交流し、自分だけでなく他の人にも私が感じる「心の豊さ」を分け合っていきたい。