●総合 92 点 

字  数 1459 字 思考語彙 74 点  (30 個)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0-
00-02-04-06-08-10-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30-
知識語彙 102 点  (117 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1-
00-09-18-27-36-45-54-63-72-81-90-99-08-17-26-35-44-
 表現語彙 109 点  (218 種)
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-0--0--0--0--0--0--0--1--1--1--1--1--1--1--2--2--2--2-
00-15-30-45-60-75-90-05-20-35-50-65-80-95-10-25-40-55-

点数はほかの人の点数との関連で毎日少しずつ変わります。
棒グラフは全作品の分布で、濃い部分は当作品の位置です。 をクリックすると、最新のデータをもとに再計算されます。

【総評】 点数はそれぞれの級の合格ラインの目安です。 20080901 改訂
12級11級10級9級8級7級6級5級4級3級準2級2級準1級1級
総合52点~59点~62点~64点~69点~72点~74点~78点~81点~86点~88点~90点~91点~92点~
相当学年小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3大社大社
合格率95%95%90%90%85%85%80%70%60%50%40%30%20%10%
思考語彙34点~35点~36点~37点~40点~43点~50点~52点~55点~62点~65点~67点~70点~73点~
知識語彙40点~41点~42点~43点~47点~49点~52点~56点~60点~65点~70点~78点~85点~90点~
表現語彙46点~48点~50点~52点~56点~57点~58点~62点~65点~71点~73点~80点~86点~91点~
思考語彙:意見や説明を書く力/知識語彙:難しい言葉や漢字を使う力/表現語彙:多様な実例や表現を書く力
 
  
思考語彙74







































































109
知識語彙102
△上の三角形の高さは思考語彙
▽下の三角形の深さは知識語彙
三角形の横の長さは表現語彙
○円の大きさは字数
(円はひし型の後ろに隠れている場合があります)。
【文体】
 ◎文の流れがリズミカルです。
 ○文章の中心がよくしぼられています。
 百字を超える文1ヶ所(-1点)
 ▲116字 この根本的なポイントだけは、しっかりとつかんでおきたいのだ、でないと古い伝統芸術がひとしく持っているせまい趣味性、その魔術につい引っかかり、庭園にメスを入れたつもりで、逆にその時代色の中にふみまよってしまうことになりかねないからだ。
【語彙バランス】
 説明に比べて、素材がやや多い文章です。(-0点)

△三角形の高さは思考語彙、▽逆三角形の深さは知識語彙、
△▽の底辺は表現語彙、○円の幅は字数。

【文リズム】  (一文中の文節的語彙群の数) ~6個 7~10個 11~14個 15~18個 19個~

06071115112613070714111107132107050806130909081209100915110508130509041108


【文の長さのグラフ】 -20字短い文 21-40字やや短い文 41-50字中ぐらいの文 51-70字やや長い文 71字-長い文
20 った。
27 れた。
42 した。
66 のだ。
36 える。
116 らだ。
46 した。
33 とだ。
24 れる。
52 する。
44 なる。
39 える。
23 公園。
55 する。
60 んだ。
27 しむ。
22 うか。
34 のだ。
25 とだ。
62 いる。
35 える。
30 ない。
37 うか。
46 りだ。
36 いた。
33 れた。
30 った。
55 のだ。
39 なる。
26 ろう。
32 える。
56 とだ。
26 ない。
30 いく。
21 のだ。
43 した。
31 たい。
116
66
62
60
56
55
55
52
46
46
44
43
42
39
39
37
36
36
35
34
33
33
32
31
30
30
30
27
27
26
26
25
24
23
22
21
20

【最長の文】 (最長の文は、文章全体の特徴を表しています)
この根本的なポイントだけは、しっかりとつかんでおきたいのだ、でないと古い伝統芸術がひとしく持っているせまい趣味性、その魔術につい引っかかり、庭園にメスを入れたつもりで、逆にその時代色の中にふみまよってしまうことになりかねないからだ。 (116字)
 

【本文】
1200字以上の本文は後半1200字のみ表示しています。>> 全文表示にする
、逆にその時代色の中にふみまよってしまうことになりかねないからだ。この文章を読み私は封建的な庭ではなく公共性のある芸術空間の広場を作っていくべきだと思案した。
そのための方法一つ目は、庭に対しての新たな使い方を見出すことだ。現在の庭の利用方法としては主に観光があげられる。また、それは公園に対しても言えることで子供の遊び場とある一定の固定的な考え方がすでに我々の頭に存在する。そのため、広場に対しての新たな使い方を自ら発見することにより多くの人に使われる場となる。私の住んでいた場所の近所にあった公園も年に一度の祭りによって人があふれかえる。普段は人も少なく、高齢者や児童しかいない公園。小学生であった私や友達でさえあまり利用しなかった場所だが、毎年恒例の祭りによって一気にみんなの公園に変化する。私も毎年その祭りに遊びに行き、射的やくじ、大勢参加のビンゴなど友達とその場にいるみんなと大きな一つの輪を作って楽しんだ。老若男女の多くの人々が一つのことを一つの場所で楽しむ。これはまさに昔の庭の使い方ではないだろうか。庭に対しての新発見がより賑やかに、協調性のある芸術空間にさせるのだ。
また二つ目の方法は、社会が庭を疎外しないことだ。現代社会では庭には立ち入れにくいイメージが植え付けられてしまっており、そのため、時がたつにつれ広場の使用頻度が下がっている。しかし、この疎外化が更なる疎外を呼び起こし悪循環になっていると考える。人は人を呼ぶがその反対に人が呼ばないところには人は寄らない。この悪循環を破壊することでより広場の上が人で賑やかになるのではなかろうか。日本三名園の一つである兼六園は五代目藩主の前田綱紀別荘の周辺を庭園として造ったのが始まりだ。しかし、当時はあまり人の出入りはなくプライベートに近い空間となっていた。だが、その後、加賀藩前田家の歴代藩主により庭園の改造が開始された。この改装を繰り返し嘉永四年、ついに現在のような庭園となった。このことで人々は兼六園を観光しに来るようになり、その結果更なる人気と磨きがかかり日本三名園まで上り詰めたのだ。社会で庭を疎外せず大切にすることが協調性のある広場を作っていために重要になる。
確かに、プライベートが確保された場所も必要だろう。切羽詰まった現代社会において人との隔離は想像以上に癒しを与える。しかし、「人は人を一番求めている。」という言葉もあるように人間にとっての一番の癒しや楽しみは他人と関わることだ。その他人との接点において庭ほど優れているものはない。皆で一つの場所に集まり互いに助け合って笑いあって生きていく。そのために、協調性の広場は欠かせないのだ。従って、私は封建的な庭ではなく公共性のある芸術空間の公園を作っていくべきだと思案した。そのために私は庭の新たな使い方を発見し庭と綿密にしていきたい。

原文   森リン ベスト5