チョコケーキは奥の土に水を少し混ぜ、バケツに入れて固めてから出すのですが、水の入れ具合や、固め具合によってバケツから出なくなってしまったり、水を入れすぎてグチャッとなってしまったり・・・多分、最初の15回くらいは納得のいくものが作れなかったのですが、何回もやっているうちにコツがつかめるようになり、ついには完璧なものが作れるようになりました。 (171字)
水や土で遊んだこと
「ペチャペチャペチャ」私は、バケツに入った土を軽く叩いて土をならしています。トントントンとバケツを叩いて、パカッとバケツを外すと、グチャッとくずれてしまいました。また失敗かぁ・・・と私は思いました。私はこの時、図工の授業があり、砂場でケーキを作ろうとしていました。なぜ砂場で山を作らずにケーキを作るんだ、と思う人もいるかもしれませんが、これには訳があるのです。私の大親友、あいりちゃんと「あいここカフェ」をやりたかったからです。カフェには飲み物と、ちょっとしたお菓子がないといけないので私とあいりちゃんは黒色か茶色の飲み物を頭をひねって考えた末、次のようなメニューが出来上がりました。Drink Menu ・ココア(ホット&アイス)・コーヒー(ホット&アイス) Cake Menu ・チョコケーキココアは、砂を奥まで掘って、奥の土と水を混ぜます。コーヒーは、ココアと区別するために土を多めに入れて、水を少し少なめにして混ぜます。チョコケーキは奥の土に水を少し混ぜ、バケツに入れて固めてから出すのですが、水の入れ具合や、固め具合によってバケツから出なくなってしまったり、水を入れすぎてグチャッとなってしまったり・・・多分、最初の15回くらいは納得のいくものが作れなかったのですが、何回もやっているうちにコツがつかめるようになり、ついには完璧なものが作れるようになりました。多分あの時、小学2年生の時だからつかめたあの感覚は小学5年生の私にはもうつかめないのかもしれません。そして、私がこの作文を書いて、あの時はスナバデよくバテたなぁ・・・と思いました。
今日は母だけでなく、父もいるので2つお話を書こうと思います。なので少し長くなるかもしれませんが予めご了承いただいて、最後までお付き合いいただければと思います。
まずは母にインタビューをしてみました。すると、「お母さんのことではないけれども、1代目コータローのことならあるよ。」(1代目コータローというのは、母が7歳の頃から20歳の頃まで飼っていたネコです。その次に飼っていたネコの名前も同じくコータローという名前なので、1代目と2代目で区別しています。)と、話してくれたのは母が10歳の頃、つまり1代目コータローが3歳のエピソードです。ある日の夕方、母が宿題をしている途中で「ポチャン」と音がしたので見に行ってみると、1代目コータローがお風呂の中で犬かきならぬネコかきをしていたそうです。なぜこんなことになったというと、いつもはお風呂にふたがしてあり、そのふたの上が気持ちよかったので、その日もふたの上に乗ろうとしてお風呂の中に落ちてしまったのです。どうして1代目コータローにはお風呂にのふたがしていないのが見えなかったのだろうと私は不思議に思い、母に聞いてみました。すると、「昔のお風呂は、床のタイルからお風呂のふちまでの高さが高かったから、コータローがジャンプをしてやっと乗れるぐらいの高さだったの。」それを聞いて私は、あぁ、「コータローおぼっちゃんがお風呂にボッチャンしたんだなぁ。」と心の中で思いました。
次の話は父が小学5年生の頃のお話です。父は夏になると、父にとってのお母さん、お父さん、お兄さん、お姉さんと父の5人で海へ行き、砂浜で「砂のかけ合いっこ」をよくしたそうです。「砂のかけ合いっこ」とは一人が砂浜に横たわって、他のみんながその人の体に砂をかけていきます。ただし、顔には絶対かけてはダメです。さらに、あまりたくさん砂をかけると起き上がれなくなってしまうのでほどほどに。というルールもあります。夏の砂は意外と熱く、汗をたくさんかくのでダイエット効果に期待できるそうです。ダイエットにご興味のある方、ぜひ試してみてください。そこまで一気にしゃべると目の前のワインを一口飲み、「いやぁ、あの時は暑かったなぁ・・・」と言いました。
今回は長編になってしまいましたが、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。今回は約3時間かかりました。とーっても疲れました。
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