小学四年生の時、同じサッカー部の小六の先輩に憧れたそうで、その人は足が速く運動が何でもできたので、キャプテン翼みたいだったと言って懐かしそうな顔をした。 （76字）

　

「キュイーン」シュートを放った音がひびいた。
僕はサッカーが好きだ。その理由はサッカーはよく走るからスタミナが付くし、僕は手に力が無いけれど足は器用に使えるからだ。
サッカーを初めてやったのは、小学一年生のときで、家の向かいに住んでいるお兄ちゃんに家の前で教えてもらった。その時ボールを蹴る感覚が楽しいなと思って、それから公園でサッカーをして遊ぶようになった。もっと上手くなりたくて、サッカーチームに四年生で入った。キック力を評価され今は五年生ながら背番号「⑤」を着て中盤を支えている。土曜日と日曜日9時間以上練習しているがまったくあきない。サッカーの魅力は何か説明できないが．．．好きだ。
僕が最初に気に入ったサッカー選手はメッシだ。あのドリブルで相手を抜く速さ、下半身の強さ、カーブがかかったフリーキックを打てるところがすごい。まるでマジシャンのようにボールを操る。
僕は父の好きな遊びを聞いたらそれは同じくサッカーだった。父は4歳から18歳（保育園、小学校、中学校、高校）までずっとサッカー部入っていた。小学四年生の時、同じサッカー部の小六の先輩に憧れたそうで、その人は足が速く運動が何でもできたので、キャプテン翼みたいだったと言って懐かしそうな顔をした。父いわく、サッカーはチームみんなで力を合わせて点を取るスポーツだから、仲間全員のイメージと感情と気持ちがそろったときに点に繋がるのだ。
ナゴヤグランパスエイトの試合を観に行って思ったのは、守ることも大切だ。グランパスのゴールキーパー『守護神 ミッチェル・ランゲラック！！』彼はとっても冷静にシュートを止める。その姿はまるで壁だ。『最後まで相手を見る』この彼の名言がファンを沸かせる。彼がメンバー交代されないのはたぶんこの強さからだろう。
「サッカーは作家たちが作る。」サッカーはチームでストーリーを描くということがわかった。僕は今日もシュートを打つ。