私も時々、夢を壊してしまうが、例えば、「バレンタインのチョコ作ろうかな！」とＡちゃんいうと、夢を壊す発言をするＢちゃんが、「あいつ、チョコ嫌いだしやめたほうがいいよ、しかも手作りとかちょっとアレだしねー」そういうのだ。 （109字）

　

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のを失う。まさかソフィーは世界をわかりきったものだと思っている人の仲間ではないか、そう母親は口にする。悲しいことに私たちは大人になるにつれ、重力の法則になレないはずなのに、この世界は慣れてしまうのだ。確かに人は大きくなると夢を壊すというか現実的になっているというか、、そういう風になるかもと思った。
　私は、よく友達が夢を壊す発言をする。私も時々、夢を壊してしまうが、例えば、「バレンタインのチョコ作ろうかな！」とAちゃんいうと、夢を壊す発言をするBちゃんが、「あいつ、チョコ嫌いだしやめたほうがいいよ、しかも手作りとかちょっとアレだしねー」そういうのだ。いや、確かにチョコ嫌いっていうのは教えてくれてありがとうだけど、いや、そんなにいう必要ある？てか夢壊さないでよ！恋する乙女の夢を！という風に思うったらしい。Aちゃんは。タケコプターをつけたて空を飛びたいなぁそう話していると理科の先生は、まあ、、人間よりも大きいヘリコプターぐらいの大きな羽がないと無理ですね。友達と魔法使えたらエルサみたいな魔法が使えるようになりたいなぁという風に話していたら、ごめん、私現実主義だからそういうのは、、と言われたこともある。現実主義って確かに大事だ。だって現実が見えていなくて、夢だけ見ていても、夢に満ちているものは実現することはできないし、確かに考えたって無意味かもしれない。だけど考えてはいけないものってわけではないし、やってはいけないということでもないのではないだろうか。そう私は考える。また、現実主義、夢をみるに限らず、何か疑問に思ったことを誰かに聞くということも昔に比べて少なっていった。弟にこれなんで？と聞かれても、そういうもんだから、そういう決まりだから。そう答えるのが当たり前になってしまう。確かに子供の頃よく聞いていた時には、母親にそういうもんよと言われた覚えがある。つまらない女になったなあと改めて少し自分のことを虚しく思ってしまった。
　私は現実主義の友達に、なぜそんなに夢を見たくないのか聞いてみた。すると、帰ってきた言葉は「だってさ、別に考えたところで何か変わるわけではないし、何かが起こるわけではない。そんなこと考えてる暇あったら勉強すればいいじゃんって思うんだよね。」あ、なるほどー。私は絶対に納得したくはなかったけれど、少しその考えもわかる気がした。確かに志望校に行って何をするかを考えるんじゃなくて、今、頑張らないとんね。夢を見ることは大切だけど、それ以上に、大切なものもあるかも。気持ちがわかる気がして悔しかったけれど、現実主義も悪いものじゃないかもと感じた。
　人間にとって夢を見る、世界に驚くということは、現実逃避のためにあることだ思う。そして夢を見ている時が一番何もやらないで、何か深く考えることもなく、幸せな時間なのではないかと思った。