「いってきまーす。」 とぼくはマンションを出て、登校はんで、もう一つの登校はんの集合場所で、小さなしげみの下を見ると、キラリと光る三角形のような物がありました。 （80字）

　

「いってきまーす。」
とぼくはマンションを出て、登校はんで、もう一つの登校はんの集合場所で、小さなしげみの下を見ると、キラリと光る三角形のような物がありました。
　ぼくは、大切にしている物があるよ。それが、すい晶です。それは、登校はんの、集合場所のしげみの下にキラリと光るものを見つけたことです。まだその時はそれが推奨とは分からなかったので、ポケットに入れて学校に持っていきました。学校には、ぼくと同じクラスに高橋だいきくんという宝石にくわしい子がいました。その子に、休み時間に聞くことにしました。さっそく二時間目が後わったあとの二十分休みに聞きにいきました。わたしてから五分くらいして、だいき君は、
「これは、水晶だ。それに大きさは小さいが千こぐらいついているぞ。」
と言っていました。ぼくは、最初水晶と聞いてびっくりしたけれど、よく見ると五センチぐらいの長さがある面に、よーく見るととても小さな水晶がたしかにたくさんありました！！それからというものこの水晶は、自分のたなに大事にしまっておいています。登校はんの集合場所でフラフラ歩いていたら、宝石である水晶を見つけたのが自分でもすごいなと思いました。他にも、畑で土をほっていたら、黒曜石を二つ見つけたり、民家のうらにわのはしっこの方でひすいを見つけたり軽井沢でお土産に水晶を買ってもらいました。どれも、大事にたなにおいてあります。
　ぼくは、もう一つ大切な物がありあす。それは、ゼロ～一歳の時に買ってもらったジェイアールの昔の電車の先とう車両です。でもはばは約四センチぐらいしかありません。でも、車輪はあります。まだ徳島にいたばっかりの時に、ある出店で、やさしいお兄さんがぼくがほしいほしいといったので、くれました。それが、ぼくにとって手にする最初のおもちゃでした。それからぼくは、よくひまな時にお父さんとカチャカチャとうごかしてあそんでいたそうです。今でもほとんどこわれず色がおちずにのこっています。
　ぼくは、他にも古銭などが大切な物ですが、この水晶と電車は、お金にも価格にも直せないかけがいのない物なのです。特に、電車は、古い時のぼくの思い出の物でもあるのです。ゼロ～一歳ぐらいの時のぼくの物は、電車以外ほとんど残っていません。大人になっても、おじいちゃんになっても持っているものなのだと思います。同じマンションの四階から五階へひっこす時に、一時売るという話が出たけれど、結局売らずにとっておくことになって、手放さなくてよかったと思います。ぼくのたなには、戦艦大和の前にチョコンと今までのことを思いだしそなようにジェイアールのおもちゃがのっています。