しかし一番大事なのは、「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのではあってならない」という名言があるように、お互いに尊敬し合えるように自分を高めていくことである。 （90字）

　

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感じることを、外国人にはわからないという迷信を持っている。それとは真逆に、アメリカ人はアメリカ文化について全ての他国に通じるもので、彼らは理解しているはずだと思っている。それぞれに悪意はない迷信であるが、相互理解の妨げとなる。
　他人にわずらわれず自分の世界を深く掘り下げていくのは大事である。今の世界は情報に飲み込まれている。私たちは情報によって人生の生き方を変えており、自分の意見を持たなくなりかけている。これは情報を見て、あたかもそれが自分の意見として操る、悪気のない自然な行為を起こすからである。さらに、私たちは他の友達の意見にも操作される。友達の勢いや流行に食われやすい時代である。だから特に、私たちは自分の意見を大切に持つことが必須である。例えば、私は高校の学校選びの時に、他の友達は近くのローカルな学校に通うことにしていて、自分も惑わせれていた。しかし、私は最終的に自分の未来にあった、その学校から離れた私立に通うことにした。このように他の要素に揺さぶれなく、土台がしっかりした自分の意見を養うことは大切である。
　しかし、自分の考えが唯一のものと考えない視野の広さも大事である。私たちは視野を広く他のことにも焦点を当てることで初めて、色々な要素を踏まえることが可能である。自分の考えに固執することなく他の意見にオープンでいることは自分たちの可能性を拡大する。例えば、ニュージーランドに来る前、私にとって外国人は、はるかに遠い存在であった。私はニュースや情報から知る外国人に対していわゆるステリオタイプを持っていた。ステリオタイプとは、偏見、つまり相手の特定の人種を差別的に彼らはこういう人たちだと見る、先入観である。しかし、これがニュージーランドに来た私は、色々な人種の人に包まれた環境の中でそれが大間違いなことを知った。当たり前だが、私は人種など関係なく、人、一人一人がそれぞれ彼らのいわゆるユニークな個性を持っていることに気がついた。さらに、自分の価値のためにも視野の広さは大切である。この例として挙げられるのは、おじいさんのランプという昔話である。昔々、お祖父さんはランプを売っていたが、突然ある日売れなくなってしまった。なぜかと、お祖父さんは近くのランプ屋さんに行ったら、ランプではなく電球を売り始めていた。お祖父さんは心の広い人だったため、これを真似し、彼は電球を売り始め儲かり始めた。視野の広さは自分の価値や可能性のために役立つ物である。
　他人にわずらわれず自分の世界を深く掘り下げていくのも、自分の考えが唯一のものと考えない視野の広さも、どちらも大切である。しかし一番大事なのは、「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えられているのではあってならない」という名言があるように、お互いに尊敬し合えるように自分を高めていくことである。