でも仕事を辞めた後に、お父さんと出会って、子供が生まれて、ママ友ができたので、お母さんは、環境がかわって別れる人もあり、また新しく出会う人もあると言っていました。 （81字）

　

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ーン」と大きく書いてあると思います。竹田先生によると、同じ学校に六年間いると、強制で転任になってしまうそうです。だから、みんなで竹田先生にみんなでサプライズをすることにしました。
よせ書きを書くための大きい紙を先生にもらうときは、先生に気づかれたらいけないので、隣のクラスの先生に頼んで大きい紙を準備してもらいました。でも、まだサプライズを増やさないかという案が出たので、黒板に「竹田先生一年間ありがとうございました」というメッセージを書きました。でも、竹田先生が来るときに準備をしないといけないということをみんな忘れていました。そんなときに、私が
「帰りの会のあとに飾りつけをしたら、竹田先生が戻ってくるかもしれないよ。そんなことをしたら、竹田先生にサプライズがバレてしまう。」
と発言をしました。
そして、みんなはその発言を受け入れて、
「そうだね。じゃあ、朝早く来て準備をしようか。」
「でも、早く来られない人もいるから、早くこられない人もいるから、早く来た人で準備をしよう。」
とみんなで話し合いました。
　朝、友だちが急にひらめいて、黄色のセロハン紙を細かく切って、紙吹雪にしよう！とアイデアを出しました。そしてみんなでセロハン紙を切っていると、クラスメイトの一人が、
「大変だ！竹田先生が来た！」
と大声で叫びました！このまま来たらサプライズがばれてしまうので、松永君と私が足止め係をしました。
先生と話して時間を稼ぎながら、話をしていないほうが、後ろのドアから
「まだ？」
と中の様子を確認しました。やっと準備ができた時、ちょうど私たちの話のネタも底をついていました。竹田先生が教室に足を踏み入れた瞬間…
「竹田先生、一年間ありがとうございました！」
という声と同時に、紙吹雪をパッとまいて、メッセージカードを竹田先生にみせました。竹田先生は、びっくりしたのか、しばらく固まっていました。そのあと、「ドッキリ大成功‼」と三十六人で言いました。
　お母さんが、働いていた着物の会社を退職するときに、会社や取引先のみんなが送別会をしてくれたり、プレゼントをもらったりしたそうです。でも、仕事でかかわった人達とは縁が切れてしまうのでとても悲しかったそうです。でも仕事を辞めた後に、お父さんと出会って、子供が生まれて、ママ友ができたので、お母さんは、環境がかわって別れる人もあり、また新しく出会う人もあると言っていました。
　四年一組の竹田クラスは、たった一年だったけれど、とても楽しくてみんながまとまった良いクラスでした。人の出会いはと別れは、偶然か、運命かはわからないけど、別れがあるから出会いがあることがわかりました。