授業の渚 a-05-4


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アカシア5.4

みなさんこんにちは。
今日は5.4週、清書ですね。

清書ってなあに?
と思っている人はいますか?

あ、いるみたいです。
じゃあ、清書の説明をしますね。

今月、みんなは何回作文を書いたかな?
3回!
うんうん、1週からずっと書いていたら3回だね。
2回?
そっか、ゴールデンウィークのときは書かなかったのね。
お休みは思いっきりあそんだんだものしかたないね。

あ、風邪をひいて書けなかったという人もいるね。

じゃあ、その、今月書いた作文の中からひとつだけ、
「これはがんばったよ! 」
とか
「これはよくできたと思う! 」
という自信作を選んでください。

そして、その作文のをきれいに書き直します。
書き直すときには、なるべく、もっといい作文になるように手直ししますよ。
たとえば、<まるで〜のように>という表現の項目を入れられなかったとしたら、清書では入れてみる。

どんなに考えても難しいときは、そのままでも大丈夫だよ。

それから、今日も新しい作文を書きたいお友だちもいるでしょう?
そういう人はもちろん新しいのを書いていいですよ。
でも、いつものように先生の添削はありません。



それから、清書のときに守ってほしいルールがあります。
よーく聞いていてね。

まず、なるべくペンで書くこと!
間違えたときに困るよ、という人もいますね。もしも間違えたときは修正ペンを使ったり、みんなが持っている項目シールの空いているところを間違ったところに貼ってください。

どうしてペンで書くかというと、

今日書いてくれた清書はあとで印刷され、来月の4週の山のたよりに載ります。
見たことがあるかな? お友だちの清書も見ることができるので、毎月第4週は楽しみにしていてね。
そうそう、それでね、印刷するときにみんなの清書をスキャナーという機械で読み取るのです。
鉛筆で書いていると、その作業がとっても難しいの。
だから、ペンで書いてねってお願いしているんだよ。

ペンで書くときって、間違えないように集中するでしょ?
集中する時間を持つってとっても大切。
だから、ペンで書くこともためになるよ。
がんばって挑戦してください。

それからもう一つ、ルールがあります。
清書のときは、お名前のらんにかならずペンネームを書いてください。
ほんとのお名前は書かないということだよ。
好きな花やキャラクターなど、あとは、いつもお友だちに呼ばれているあだ名とか、なんでもいいです。
どうしても思い浮かばない人は生徒コードでもいいですよ。
とにかくほんとのお名前を書かないように気をつけてください。

大丈夫? わかったかな?

大事なことは二つ。
★ペンで書く
★ペンネームをつかう

気をつけてね!

さあ、今日は<表現>の項目を説明しようと思います。

表現の項目って何だったかな?
わかる人!

そう、<たとえ>だよね。
まるで○○のように、と書くんだったよね。

わたしね、きょうの朝ごはんは目玉焼きだったの。

これこれ。見て。
おいしそうでしょ。

このまん丸な黄身がたまらないのよね。
これ、何かに似てると思わない?
みんな、ちょっとたとえを考えてみてください。

どう? 思いついたかな?

「まるでまんまるお月さまのようです」

わたしだったらこんなたとえを書くと思うな。

じゃあ、これはどう?
大きなはさみをふりあげていかくしているザリガニです。

みんな、それぞれ考えてみてね。


そうね、
「まるでばんざいしているように」
なんていうのがわかりやすいかな?

「ザリガニのはさみは、まるでピースしているように見えます」
なんていうのも個性的でいいかもね。


こんな姿も想像できそうよ。
「まるでレストランで食べたカニコロッケのよう」

でもいいかも。
ちょっと残酷ね。

なんだか食べ物の話ばかりになってしまいました。


じゃあ、最後にコレ。

今度はどうかな?

これは水族館の写真ですよ。

どう? なにか思いついた?

「まるでほんとうの海の中のよう」
「まるでりゅうぐうじょうのよう」
「まるでうらしまたろうの絵本で見た絵のよう」

このお姉さんを
「まるでさかなになったようなきもちだろうな」
というたとえもかけそうです。

もっといいたとえが浮かんだ人もいるでしょうね。

大人になると頭がかたくなってしまってユニークなたとえが出てこないみたいですよ。
みんなのすばらしい想像力をいかして、きらりと光るたとえを考えてみてね。

それでは今週はここまで。がんばろうね。