授業の渚 ha-06-2


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ハギ 6・2週

 Hi! Billyです。元気だったかな?
今週は、感想文課題です。しっかり読んであるかな?

 今回の長文はなかなかためになるお話だったでしょう? やっぱり、遊びって重要なんだなあ。
じゃあ、作文なんか書くのやめて、遊びに行こうぜ! え?! ちゃんと書いてからにしようって?
えらいなあ君! OK! それでは、集中してがんばっちゃおう!

 まず第1段落。要約は、もとの文の形に関わらず常体に直して、統一しよう。
。「一心不乱」はすばらしいのですが、「盲目的ないちず」が困るのです。自動車のハンドルにも、「遊び」があります。あの遊びがなかったら、ずいぶん運転しにくくなるでしょうし、第一、危険です。無理やり、知識を頭の中へ詰め込まれた結果、人間本来の好奇心がすっかり消えてしまったのです。
 といったところがポイントになりそうだね。自分の言葉をはさんでうまくまとめてみるんだよ。

 第2・3段落には体験実例。何ごとも「余裕」「遊び」が大切ということの似た話だよ。
 ★勉強でもスポーツでも、適度の休憩をはさみながらやると効果的。この場合の遊びとは、
好奇心のわくもの
やっていて楽しい
勉強と関係ない
やらなくてもいいもの
やらないほうがいいもの
役にたたないもの
時間を忘れてやってしまうもの
興味のあるもの 
 だね! 君にとって遊びとはなあに? どんなことで息抜きしているの?

 去年の夏休み、私は宿題をためにためた。最後の二日間で、終わらせなくてはならないはめになった。朝ごはんを食べるとすぐ、宿題にとりかかった。1時間たつと、あくびが出てきた。私が、ジュースを飲みにキッチンに行くと、母が「Billy! 休まずにやらないと終わらないでしょ! なにやってるの! 」と怒鳴った。私は、すごすご部屋に戻り宿題を続けた。30分もしないうちに、頭が働かなくなってくる。母にみつからないようにそっと部屋を出て、外に出ようとしたその時! 「Billy! 宿題終わったの? 」今度は妹だ。また部屋に戻る。いやいや机に向かったが、宿題はいっこうに進まない。まずい、このままでは絶対に終わらない。そこへ、父が入ってきた。「Billy! 宿題やってるんだって? そんなに根をつめてやっては能率が悪いぞ。ちょっと外に出ないか? パパも今休憩しようと思ってたんだ。キャッチボールでもしよう」
 キャッチボールから帰ってきた私は、見違えるようにすらすら宿題をこなした。なぜかすっきりした気分で、勉強が楽しいとすら感じるのだ。「ほーら、どうだい? 適度な休憩をはさむと、めりはりがついて、集中しやすくなるんだ」父はそういって笑った。
 君も経験あるんじゃないかな?

 もうひとつの話は、
 ★車・そのほかの機械のあそびについて、書くのもいいね。聞いたことあるかな? この機械の遊び。。車のハンドルでいうと。ハンドルに遊びがないと、ちょっとハンドルを動かしただけで車が急カーブを切るようになってしまうのでかえって危ないのだ。
 この場合の遊びとは・・・工学 などにおいて作られる、ある一定のたゆみ、ゆるみ、余白のこと。これを作ることを「遊びを持たせる」という。ハンドル 等、機械 で人間が操作する部分の遊びは、不覚筋動を機械の動きに反映させないという効果がある
 へへへ、むずかしいね。つまり人間の筋肉の動きには、動かそうと思っていないのに少し動いてしまうことがあるんだ。それが運転に影響しないようになっているわけだ。
 
 もし〜だったら、を使って、このあたりの話を書いてもいいね。もし遊びの部分がなかったら、というふうにね。そうそう、体験実例にはたとえかユーモア表現を入れてね! 

 そしていよいよ4段落! 一般化の主題! 出た〜!!
「人間にとって余裕とは」「遊びとは人間にとって」というように大きくとらえよう。もちろん余裕のある君は、ことわざを入れて書くのもいいね!

人間にとって遊びとは。「何かをがんばるときにこそ」なくてはならないもの、人生を豊かにしてくれるもの、心の栄養分、生きるパワーとなるものである。よくばっていろいろ入れちゃった。君の意見はどう? ぴったりなことわざとしては、「過ぎたるは及ばざるがごとし」あたりがぴったりだね。がむしゃらにがんばりすぎても、疲れきって失敗しちゃったりすることあるでしょう? 適度な休憩が必要だよね!

 あー、やっとおやつだ! やっぱり休憩がないとね。え?! 「BIllyは休憩ばかり! 」そりゃないよ、ママ!!

 それでは、君も余裕を保ちつつ、 Let’s GO!