授業の渚 he-03-2


↑スタート/ストップ音声オン/オフ↑
 Hi! Billyです。

 寒い冬がようやく去ろうとしているね。あたたかな春の訪れとともに、新しい環境へ旅立つ人もいるよね。楽しみだねえ!

 今月は、学年の締めくくり、がんばっていこう!

 さて、今週の課題は、「端的にいって、私たちは(感)」です。ちょっと難しいと思うかもしれないけど、今までがんばってきた君の実力があれば、何なくこなせるよ。

 では、第1段落から。要約は「、お話とは声によって伝達される文学である。お話は昔話などに求めることができる。昔話は、文学のもとのかたちと言ってよく、大きな力がかくされている。」あたりがいいかな。

 第2・3段落は、体験実例だね。君は、小さいころ、お母さんに読んでもらったり、おばあちゃんに聞いたりした昔話を覚えているかな? 桃太郎さんや、金太郎、一寸法師、浦島太郎、かぐや姫などなど…。うろ覚えのものもあるかもしれないけど、なんとなく心に残ってはいないかな? 
 そんな話を思い出して書いたり、今はどう感じるかを書くといいね。

 昔話には教訓がかくされていて、子供は昔話を聞くことによって、知らず知らずのうちに道徳観や人生を学ぶこともあるんだよねえ。「正直者は報われる」とか、「弱いものにやさしくしよう」とかね。先生や親が、口をすっぱくして教えるよりも、昔話から学ぶほうが、自然に身につくような気がするね。

 もちろん、おうちの方や、おじいちゃんおばあちゃんに「どんな昔話を覚えている? 」「それはいつごろ聞いた話なの? 」と質問してみるのもいいね。

 そのほか、興味を持った昔話を調べて、その成り立ちや、伝わっている地域などについて書くのもいいね。

 
 第4段落は、どのように結ぶか? 
 三子(みつご)の魂……(小さいころに聞かされた昔話などがその子の価値観や人生観・世界観の基礎となる)、、「燈台下(もと)暗し(身近な昔話に実は大きな力が秘められている)」というようなことわざをうまく使って、「人間にとって、昔話は心のふるさとだ」「昔話は人間にとって、社会規範や道徳観などを学ぶ最高の教科書である」というようなむすびかたができるといいね。


 どう? 小さい頃の昔話の世界、思い出せたかな? あらためて、味わってみると、自分の成長を感じることもできるよね。

 それでは、今週もはりきって行こう!

 Let’s GO!!