授業の渚 mi-08-4


↑スタート/ストップ音声オン/オフ↑
 今日は、名言の引用の話。
 7.1週の「テストはよいか悪いか」で、どのような名言を入れるか。
 コツは、意見に合わせて名言を探すのではなく、意見に合うように名言を結びつけること。

1 飽きるということも、一つの能力のあらわれである。

 イヌは一日同じところに寝ていても、夕方に散歩に連れていってもらえれば満足する。人間だったら、1時間でも同じところにつながれたままでいることは我慢できない。このように、飽きるということも、一つの能力のあらわれである。
 しかし、この飽きる能力があるからこそ、たまにテストを行ってめりはりをつけた勉強をするのである。

2 悪書を読まないことは、良書を読むための最初の条件である。

 世の中には、いろいろな娯楽や誘惑がある。しかし、人間の使える時間は限られている。だから、悪書を読まないことは、良書を読むための最初の条件である。
 テストは、あちこち脱線しやすい勉強の焦点を定めてくれる役割がある。大事な勉強に集中するために、余計なことをやめるきっかけをテストは作ってくれるのである。

3 朝の来ない夜はない。

 テストをすれば、いい成績を取るときも悪い成績を取るときもある。しかし、どんなに悪い点数であっても、朝の来ない夜はない。
 テストは、小さな失敗を次の大きな成功の教訓とするためにあるのである。