授業の渚 ne-02-2


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 Hi! Billyです。毎日寒いね。君は寒がり? 暑がり?
僕は、実はすごい寒がり。だけど、雪は大好きなんだ。雪合戦、ゆきだるま、カマクラと、雪の遊びは
楽しいよね。僕のうちは雪国にないので、めったに降らないから、ちょっとちらついただけで、期待が高まっちゃって
たいへんさ。

 さて、今月は「チョウチンアンコウ」の話だね。しっかり読めたかな? 日本の近海には、まだ不思議な生物がたくさんいます。科学がこれだけ進歩しても、まだ深海魚などをうまく飼育できないというのは不思議な気がするよね。

第1段落。まずは要約だね。
 全体を3つか4つにわけ、その中から1文ずつ抜き出してつなげる方法でもいいよ。


第2・3段落 似た話の一つ目。家や学校で飼っている生き物の話を書いてみよう。もともとは自然界の中で生きていた動物も今では人間の庇護がないと生きられないケースが多くなっているよね。でも、中には人間に飼われていてもたくましさを失わない動物もいるんだって。カラスに追われて行方不明になってしまったオカメインコが一週間後に数キロ離れた場所で保護されたなどという話も聞いたことあるよ。(笑)
 
 第三段落は、似た話の二つ目。図鑑などで調べた話、水族館、動物園などで見ためずらしい動物の話などが書けるといいね。 または、まわりの人に動物に関するおもしろい話を取材して書いてみてね。
 
 第四段落は、「わかった」ということばを使ってまとめます。少しむずかしいですが、「生き物の神秘」ということでまとめられるかな?
 「自然というのは、人間の力の及ばないものだとよく言われるけれど、その自然界に生きるいろいろな生き物もまだ人間の知識の及ばない不思議な部分がたくさんあるということがわかった」

 「深海魚は深海に棲んでいるために皮膚や内臓が傷つきやすい、体がもろくてこわれやすい、環境の変化に弱いという理由で水族館で飼えないのだということがわかった。環境と言うより、深海魚自体の問題なのだ」

 使えそうなことわざとしては、

【1】
やはり野におけ蓮華草(れんげそう)

「鎌倉の海岸の波打ち際で一ぴきのチョウチンアンコウは江ノ島水族館に運ばれ、海水に戻したところ元気を取り戻し、八日間生きた」ということですが、やはり深海魚は、深く薄暗い海底で過ごし、発光しているのがいちばんよい、他の動植物も、同様だ、という意味で使われそうですね。

【2】
百聞は一見にしかず 
横須賀市自然博物館の羽根田博士は、チョウチンアンコウが水槽の中で発光する様子をくわしく観察されて学術報告を書かれたそうですが、このように、人の話を何度も聞いたり書物だけで知識を得たりするよりも、一度実際に自分の目で確かめ、観察した方がよいし、またとない機会をとらえて、直ぐに、現場へ駆けつけることが大切だという意見を書くときなどに、有効です。

【3】
まかぬ種ははえぬ (何もしないでいては、よい報いは得られない)
先んずればすなわち人を制す (人より先に物事を行えば他人を押さえて有利になる。)

 ことわざをうまく使って、書いてみてね。

 では今週もがんばろう! Let’s GO!