授業の渚 ni-08-3


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 日本の学校では知識を覚えるような勉強が多いが、大切なのは自分の頭(言葉)で考えたり行動したりすることだ、という話です。 5・6年生の人は、塾の勉強などで「どうしてこんな小さなことまでおぼえなきゃいけないの」と疑問に思ったこともあるでしょう。大化の改新が何年に起こったとか鎌倉幕府が何年にできたとかいうことは、覚えていても悪いことではありませんが、ほかにもっと大事なことがあるはずです。こういう知識の勉強は苦手でも、体験学習の時間や給食の時間になるとがぜん活躍する人というのがいます。そういう実際の場面で活躍できるということが将来は大事なことになりそうですね。
 ことわざは、「論語読みの論語知らず」「井の中の蛙大海を知らず」など。