授業の渚 se-03-3


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こんにちは、フロールです。

今日は●事件がおこったのは の感想文ですね。
先週までのお話は覚えているかな? 
パストゥールは熱心な研究を重ね、狂犬病の免疫のできた犬は、狂犬病にかからないということを実際に証明したんだよね。

狂犬病の予防注射が発明されたのは、今から百年前です。
今では狂犬病で死ぬ人はほとんどいなくなりましたが、昔はとてもこわい病気だったのです。名前からしてこわそうでしょう。犬をかっている人はよく知っていると思うけど、毎年、狂犬病にかからないように犬も予防注射をしているんだよね。

でも、動物には実験することができても、人間にはなかなかできません。だって、成功するかしないかわからない、100パーセント安全だといいきれないんですものね。今回のお話では、ついにパストゥールが予防注射を人間に試すときがきます。必ず死ぬと言われている狂犬病のウィルスを人間に注射するときは不安だったでしょうね。

感想文の書き方はつぎのとおりです。もう覚えたかな?
 1 いちばん〜なのは〜です
 2 似た話その1
 3 似た話その2 (聞いた話、調べた話、想像した話)
 4 おもったこと(まとめ)

まずはじめはこの話を読んでいちばん心に残ったところを書き出しましょう。
 いちばんおもしろかったのは
 いちばんすごいとおもったのは
 いちばんびっくりしたのは
などですね。

これができたら、つぎはひとつめの似た話です。
 ぼくはこのあいだインフルエンザのよぼうちゅうしゃをうけました。
 ぼくの家の犬は、毎年春に、狂犬病の予防注射を受けています。
こんなふうに、ふつうの作文を書くように書いていきましょう。
●たとえ が入るといいですよ。

★先月の感想文にも同じような似た話を書いてしまった人も多いでしょう。お母さんやお父さんに聞いた話を活用してみましょう。

似た話がひとつ書けたら、もうひとつ、入れてみましょう。
似た話、聞いた話がむずかしいときは、想像した話でもいいですよ。
今日は想像した話だったらうまく書けると思いますよ。
たとえば、もしぼくがパストゥールだったら……とか、もしぼくがこの少年だったら……とか。

そして最後は思ったことを書いてまとめますよ。
●自分だけが思ったこと がじょうずに入れられるといいですね。

感想文はちょっと難しいので字数は短くてもかまいません。
似た話をしっかり見つけて書いていくようにしましょうね。
がんばってね!