授業の渚 ta-05-2


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タラ5.2 飼っている生き物

 Hi! みんなは何かペットを飼っている? え? 犬? 猫? ハムスター? カブトムシ? インコ!
僕はね、文鳥を飼っていまーす。毎朝、鳥かごのそうじが大変だけど、手乗りだからよく慣れていてほんとにカワイイ〜!!

 今週の課題「飼っている生き物」は、君のペットの話を書いてね。え? 何も飼っていない? OK! そういう人は、学校で飼育したものや、飼うつもりがないのになぜかうちにいる生き物、例えばゴキブリとか、野良猫とかさ、そういうものの話でもOK.または、いつか飼ってみたいものがあればそれでもいいよ。それもないなあと言う場合は、動物園や水族館、ぺットショップなどで見た動物や魚の話でもOkさ。

 さて、書き方だ。どんな組み立てにしたらよいかわかるかな?


 第1段落 書き出しのくふうを忘れずに。鳴く動物だったら、その鳴き声で始めるのもいいね。または、君のペットを呼ぶ声なんかもいいかもしれない。または、こんな情景もおもしろい。「今朝も鳥かごのまわりには、細かいエサがたくさんこぼれている」鳥って、えさを散らかすんだよね、ほんとに。書き出しのくふうができたらその後に、簡単なペットの紹介や、今の様子を書くといいね。

 第2段落と、第3段落には、「自分だけがしたこと」を含む似た話を入れよう。2つくらいの話が書けるといいね。ペットのことをよーく観察して、紹介してくれたまえ。ふだん何気なく見ているペットの秘密を発見するかもしれないよ。その他、自分とペットのかかわりあいについて書いていこう。日ごろ世話をしている人なら、その苦労やコツなどが書けるし、繁殖や産卵に立ち会った人はそのときの様子などを書くのもとてもいいね。そうそう、そのときに、たとえかダジャレをじょうずに入れてみてね。動物を使ったダジャレはけっこう考えやすいと思うよ。例えばね、「はしかのしか」「きんじょのきんぎょ」「ねころぶねこ」こんな感じかな。

 そして、いよいよ、結びの第4段落。口には出さない、心の中で思ったことをいれるんだったよね。「わあ、かわいいなあ」「見て見て! すごいー」「いいこちゃんでちゅねー」なんていうのは、口に出しているからだめ。もっとしみじみと心の中で感じたことを書いてみよう。たとえば「このハムスターがいなかったら、どんなにさみしい毎日だろうと心の中で思った」とか「ポチは、ほんとうの弟みたいだなと心の中で思った」「私は、タマの背中をなでながら、いつまでも長生きしてほしいと心から思った」といった感じにね。ペットと自分の強いむすびつきを感じさせる「思ったこと」が入ったら、もう最高!

 どう? 書けそうかな? えっ? ペットと遊んでからでないと、生き生きとした作文が書けないって? しようがないなあ。じゃあ、その後にしっかり書いてくれよ。僕もちょっと文鳥の様子を見にいこう! では、楽しい作文を期待する! がんばってね! Let’s GO!