授業の渚 te-02-3


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 Hi! Billyです。

 元気だったかい? 雪が降るかと思えば、もう花粉が飛んでいるそうだね。なんだか忙しい月だなあ。花粉症に悩むお友だちもいるよね? 僕は今のところ平気なんだけど、僕のパパはたいへんさ。大きなマスクをして、でかけているよ。

 さて、今週は感想文の週だね。みんなももう、だいぶ感想文に慣れたころかな? 今週の課題は、「力もハエと同じ二枚翅(ばね)の」です。カは、今の季節、あまりいないけれど、夏のころを思い出して書いてね。

 では、まず第1段落。長文をしっかり読んだら三文ぬきがきにとりかかろう。大事なポイントは「蚊の雌は卵を生むために動物の血を吸う。蚊にさされたあとがかゆいのは、血液をかたまらせない物質が人の体に入るからだ。蚊の羽音は仲間に自分の場所をしらせる音だ。」このあたりかな。

 第2・3段落。ここには、似た話を入れよう。ぷーーーーーん。あのイヤな音とともに襲ってくるカ! どう思い出だした?
僕は、夏のキャンプでひどい目にあったよ。最後の夜、キャンプファイヤーもすんで、テントに戻って、今夜は徹夜でおしゃべり? と言うときに、奴らはやってきた。テントの中には僕を含めて5人が寝ていたんだけど、カのやつはたぶん3匹くらい。どうやらテントの入口のファスナーを途中までしかしめていなくて、そこから侵入したらしいんだ。5対3、しかもこっちのほうが、力も大きさも上だというのに、まったく太刀打ちできなかったよ。懐中電灯の明かりをたよりに、やっつけようとしたけれど、いつのまにか刺されていて、朝起きたとき、寝袋から出ていた顔を中心にたくさん赤く腫れて痒くなっていたよ。

 君の体験を入れたら、あとは他の人の話を書いてみよう。お父さんやお母さん、友だちの「カ」に関する経験、もし「カ」の話がなかったら、「ハエ」「ブヨ」「アブ」などの似たような話でもいいよ。なかなかいい話はないだろうけど、「こうして退治した」とか「こんなに刺された」とか「近くでみたら前足をすり合わせていたのがかわいかった」などいろいろ出てくると思うよ。

 そのほか、事典やインターネットで調べた「カ」の種類や、生息地域、いろいろな実験、その他の害虫についてなどを入れてもいいよね。

 そして、ここにたとえが使えるといいね。

 第4段落。結びの段落。「心の中で思った」を使って、感想を入れましょう。「カは、人間にとっては害虫でいやなやつだけれど、血を吸うカはお母さんで、子供のために血を吸っているということを知って、むやみに嫌うのも少しかわいそうかなと心の中で思った」「害虫と呼ばれる虫たちは、人間のいないところで、暮らせればそう呼ばれないのになあと心の中で思いました」

 どうかな? うまくまとめられそう?
 えっ? なんだか腕がかゆくなってきちゃった? おっかしいなあ。カなんか今の季節いないのに。

 では。今週もカに負けないように元気に感想文を書いてね。Let’s GO!