授業の渚 wapi-09-2


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ワピ 9.2週

1、情報(単なるデータ)ではなく、知識(考える力)を、というのが主題。
 第一段落は、状況実例と意見。「大学生のレポートの中には、インターネットで検索したページをコピーして張り付けたようなものも多い。情報を見つける力よりも、それらの情報を加工し、新しい知識を生み出すような力が伸ばすべきだ」など。

2、第二段落は、方法と体験実例。「そのためには、第一に、情報を探す前に自分で考えてみることだ。例えば、私も、夏休みの自由研究の宿題で、いろいろな情報を探したが、最終的には、その情報をもとに自分で考えたことをレポートの骨格にした」など。

3、第三段落は、方法と社会実例。「第二には、情報よりも知識を評価する教育を行うことだ。例えば、読書や作文というのは、自分の力で考える勉強だが、現在の学校教育では指導に時間がかかるためにあまり行われていない。学力の国際比較を見ると、日本の学生は、読解力や表現力が劣っているということだったが……」など。

4、第四段落は、反対理解と自作名言。「確かに、情報を活用することは大事だ。データの語るものを発見するデータマイニングという手法も生まれています。しかし、文化はやはり人間の考える力に支えられている。私たちは、もっと……」。自作名言は、「情報は、そのものに価値があるのではなく、それが自分の知識と結びつくことによって初めて価値を持つ」など。