授業の渚 yabi-09-1


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ヤビ 9.1週

1.第一段落は、要約。生物の目は、物を相対的な大きさとして見ている。だから、遠くにいる獲物は小さく見え、近くにいる獲物は大きく見えるが、それを同じものだと見ることができる。しかし、距離の差がわからない遠くの景色と空の月の絶対的な大きさは区別できない。

2.第二段落は、意見A。相対的な物の見方は大切だ。例えば、テストでも、他人と比較するから自分の位置がわかる。

3.第三段落は、意見B。「しかし、絶対的な見方が必要なときもある。例えば、ウサギとカメの話に出てくるウサギは、カメとの相対的な位置に安心して居眠りをしてしまった。宮本武蔵は、最初は相手に勝つことを考えていたが、やがて自分に勝つという永遠の進歩の境地に達した(らしい)。たぶん勉強も同じ」

4.第四段落は、総合化の主題。「例えば、テストの点数を、他人との比較で相対的に見るか、自分の理解度として絶対的に見るか、という見方の違いも確かに大切だが、それ以上に重要なのは、テストの点数そのものをよくするような行動だ。又は、その見方を、自分の次の行動にどう生かしていくかということだ」。名言は、「50 哲学者たちは、世界をさまざまに解釈してきた。しかし、大切なのは、解釈することではなく、変革することである」など。