作文を書いたあとに

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書いた人はnaneさん 2001/11/15 09:43:57

コメント先: 市販の問題集をやらせて効果があるか( (森川林 さん) 2001/11/15 09:43:57:

 作文を書いたあとに絵を描くと、何がいちばん印象に残ったのかということがあとからわかります。また、絵を描いた作文は、あとでいい記念になります。絵を描くことが好きな子は、作文の着眼点もおもしろいことが多いという傾向があります。しかし、絵を描くというのは意外と時間のかかるもので、低学年の場合は、作文よりも絵の方に時間がとられるということもよくあります。しかし、それでも本人が進んで描いているのであれば、そのまま絵入りの作文を書くように続けていってください。

 市販の読解力問題集は、低中学年ではあまり役に立ちません。むしろ、解くのに時間がかかりすぎるというマイナス面の方が大きいようです。問題集を解くよりも、長文音読と読書をしていた方が力がつきます。しかし、高学年になると、読解力問題集の問題文も難しい内容のものが増えてきて、活用の仕方によっては役立つようになります。いちばん手軽な活用の仕方は、問題集の問題文を読書がわりに読んでいくというやり方です。問題を解くのは時間がかかるために能率が悪くなるのであまりおすすめできません。問題の解き方のコツは、短時間で身につけることができます。模擬試験など大きな試験の際に答え合わせをして解き方のコツを説明するぐらいで十分です。

 言葉の森新聞2001年3月1週号「国語の問題の解き方(センター試験の場合)」

http://www.mori7.com/mori/komori/m010301.html

 言葉の森新聞2001年3月2週号「センター試験の国語問題(その2)」

http://www.mori7.com/mori/komori/m010302.html




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