中学生のころの家庭における勉強の指導は

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書いた人はnaneさん 2001/11/15 10:04:38

コメント先: 指導の中で「自習」を働きかけてほしい( (森川林 さん) 2001/11/15 10:04:38:

 中学生のころの家庭における勉強の指導は、実はなかなか難しいものがあります。中学生になると、自立心の表れで、親の指示に素直に従わない傾向が出てきます。しかし、自分で自覚して勉強に取り組むことはまだできない生徒がほとんどです。ですから、基本的には、親が言わなければ中学生は勉強はしないものというぐらいに考えておくといいと思います。

 このときの親の姿勢で大事なのは、中学生になったばかりのときです。「もう中学生になったのだから」とこれまでの手取り足取り見ていた勉強を突然やめてしまい、それがきっかけで勉強が苦手になる生徒がかなりいます。同様なことは小学生になったばかりのときにもあります。幼稚園のころたっぷりしていた読み聞かせを小学生になったとたんに「もう小学生になったのだから自分で読みなさい」と突然やめてしまい、それがきっかけで本から遠ざかるという子供が意外と多いのです。更に同様なことは、高校生になったばかりのときや大学生になったばかりのときにも形を変えてあると思います。

 ですから、中学1年生のころまでは、親が勉強のメニューを把握して、ある程度勉強を強制する必要があると思います。

 と同時に、言葉の森でも、中学生以降の長文音読がもっと指導の内容に結びつくような仕組みをこれから作っていきたいと思っています。




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