s 新しい勉強法、寺子屋オンライン
新しい勉強法、寺子屋オンライン (言葉の森 )


勉強は、かけた時間ではなく、かけた意欲と熱意によって結果が出る

 子供たちの勉強に最も大切なものは、勉強に取り組むときの意欲です。例えば、試験の前日の集中力などを考えてみてもわかるように、意欲を持って取り組んだときの1時間は普通に取り組んだときの1時間の何倍もの密度があります。
 勉強は、ただ長い時間をかけるだけでなく、意欲と熱意を持って取り組むことが大切なのです。


子供が熱中する遊びに共通する四つの要素――交流、主体性、自由、創造性

 では、その意欲や熱意は、どのようにして生まれるのでしょうか。
 子供が熱中して取り組むものに「遊び」があります。なぜ遊びに熱中するかというと、面白い遊びには次のような要素があるからです。
 第一は、気の合った友達との交流があることです。
 第二は、自分から進んで働きかけるという主体的な要素があるからです。
 第三は、自分の意思で取り組めるという自由の要素があるからです。
 第四は、面白い遊びには頭を使って工夫する要素があるからです。
 こういう熱中できる遊びの要素を勉強にも取り入れたものが、寺子屋オンラインという少人数のオンライン学習システムです。


従来のオンライン学習は、コストがかかりすぎたり、人の触れ合いが不足したりしていた

 現在、世の中で行なわれているオンラインの学習という仕組みには、長所もありますが、その反面短所もあります。
 そのひとつは、オンラインで個別指導を行うような学習の場合です。オンラインの個別指導は、子供には確かに密度の濃い勉強になりますが、個別指導を行うための高額なコストがかかるのが普通です。
 一方、もうひとつのオンライン学習であるオンラインのビデオ授業などの場合は、質の高い教材に比してコストはかなり低く設定されています。しかし、優れたビデオ授業であっても、子供たちの意欲が伴わなければその長所は生かせません。人と人との触れ合いのないオンライン授業は、生徒が飽きてしまいがちだという弱点を持っているのです。
 子供たちが勉強の中で求めているものは、よい先生やよい教材よりも、一緒に勉強するよい友達なのです。


寺子屋オンラインの学習は、新しい学力を育てる勉強に向いている

 寺子屋オンラインという学習は、知識を吸収する形の従来の勉強よりも、思考力や表現力という新しい学力が必要とされる勉強に向いていいます。答えのある昔ながらの勉強よりも、これからの社会に要求される答えのない、又は答えがいくつもある勉強に向いているのです。
 その答えのない勉強のひとつが、作文小論文です。そして、もうひとつが、自由研究のような創造的な学習です。
 これらの答えのない勉強は、手を抜いて取り組むことも、心を込めて取り組むこともどちらもできるという性質を持っています。
 答えのある勉強では、手を抜けば点数が低くなります。しかし、どんなに心を込めても満点以上の点数は取れません。
 答えのない勉強は、手を抜いて取り組めばほとんど何も身につきません。しかし熱意を持って取り組めば、これほど力のつく勉強はないのです。


熱中する遊びにある四つの要素――交流、主体性、自由、創造性が備わった勉強

 寺子屋オンラインの学習には、熱中できる遊びに含まれているのと同じような、熱中して取り組むことのできる四つの要素があります。
 第一は、5、6人の少人数で友達との交流があるということです。
 第二は、作文や創造的な学習のように、各人が主体的に取り組む要素があることです。
 第三は、答えが決められた勉強ではないので、自分で自由に勉強の方向を考えることができることです。
 第四は、学問的な裏付けをするために、知性を働かせる要素があることです。


学習の準備が親子の対話を生み、親子の対話が子供の語彙力、思考力、対話力を育てる

 寺子屋オンラインの学習は、生徒が作品を発表するために保護者の協力が必要になります。
 発表することを準備したり、それをネットにアップロードしたりするのは、子供だけでは難しい面があるからです。例えば、作文を書くために保護者に似た例を取材したり、何かの実験や観察をするために、材料を用意したりどこかに出かけたりするようなことがあれば、自然に親子の協力が必要になります。
 そのために、この勉強を通して親子の協力が自然に生まれます。また、この協力の中で親子の対話が自然に生まれ、その対話によって子供の語彙力、思考力、表現力が育つのです。


これからの時代に必要な新しい学力を育てる

 人と対話をする力は、これからの社会で特に重要になってくる新しい学力です。
 また、作文力や創造力も、同じようにこれからの新しい学力として求められてくるものです。
 フランシス/ベーコンは、「読むことは人間を豊かにし、話し合うことは人間を役立つものにし、書くことは人間を正確にする」と述べました。
 この話し合う力が対話力です。また、書く力が育てる正確さは、創造力の土台です。

 寺子屋オンラインの学習で、子供たちが楽しく勉強に取り組みながら、これからの時代に必要な思考力、創造力、発表力という新しい学力を育てていくのです。


発表学習クラスの勉強の様子

 発表学習クラスでは、子供たちが自由に自分の関心のあるテーマを研究し発表しています。


言葉の森の勉強の流れ

 言葉の森では、これまでの電話通信作文コースのほかに、寺オン作文コースを開始し、また発表学習コースも開始しました。
 全体の流れは、下記の図をご参考にしてください。



寺オン作文コース案内

 寺オン作文コースについての詳しい説明は、下記のページをごらんください。

寺オン作文コース案内


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