自由が丘の駅で 読解検定長文 小4 春 1番 「この と聞いた。おじさんは、 「ダメだよ」 というと、トットちゃんの手から、 「これ、全部、おじさんの?」 おじさんは、他の出ていく人の 「おじさんのじゃないよ、駅のだから」 「へーえ……」 トットちゃんは、 「 おじさんは、はじめて、トットちゃんをチラリと見て、いった。 「うちの男の子も、駅で トットちゃんは、少し ( ![]() アフリカのみどりの森に 読解検定長文 小4 春 2番
アフリカのみどりの森に、あかるい朝がやってきたのに、ヒョウのとうさんは、げんきがありません。むすこのペポネのかおをみては、しんぱいそうに、くびをかしげています。そして、かあさんとかおをみあわせては、ためいきばかりついているのです。
ふたりがしんぱいするのも、むりはない。ペポネには、ひげがちっともはえてこないのです。 ひげのないヒョウなんて、アフリカじゅう、いや、世界じゅうさがしたって、みつからないにきまっています。 ペポネにひげがないことは、もちろん、うまれたときからわかっていました。しかし、なにしろ、うまれたてのあかんぼうのこと、そのうちにはえるさと、とうさんヒョウは、気にもとめなかったのです。 ところが、いつまでたっても、はえてこない。これでは、うっかりそとへつれてあるけません。なかまたちに、からかわれるにちがいありませんからね。 かあさんヒョウは、ペポネのはなのまわりを、ていねいに、なんどもなめてやりました。 だけどだめ。 赤い月がジャングルの空にのぼる夜ごとに、かあさんヒョウは、月にいのりました。 ―どんなひょろりとしたひげでも、けっこうです。どうか、はやしてやってください。 しかし、やっぱりはえません。 とうさんヒョウは、しかたなしに、森いちばんのものしりの大フクロウのところへ、そうだんにでかけました。 話をきいて、大フクロウは、ホッホッとわらいながらいいました。 ―そうさな。こんな話はきいたことがないな。さすがのわしにも、けんとうがつかぬが……そうそう、おひげのあるさかなでもたべさせてはどうかな。 おぼれるものはワラをもつかむ、どんなことでもやってみようという気持ちです。とうさんヒョウは、ジャングルの川へとんでいきました。めざすのは、もちろん大ナマズ。 (今 ![]() ベランダに、一羽のハトが 読解検定長文 小4 春 3番
ベランダに、一羽のハトが
「おーい、たつひこ、ハトがいるぞ。」 ぼくが自分の部屋で 「ちょっと待っててよ。今、大事な所を ぼくは、水平 お父さんが、 「どうしたの。」 「ほら、あそこに……。」 ぼくは、お父さんの お父さんが指さす先には、 「動けないみたいだね。」 「レースの 「レースって?」 「ああ、たくさんのハトを集めて遠くからいっせいに 「どうする?」 ぼくは心配になった。 「このままじゃ、死んでしまうかもしれないぞ。」 「なんとかしなくちゃ。」 ぼくは 「あわてるなよ。」 お父さんは、ぼくの ぼくは、早くハトをつかまえたかった。死んでしまうかもしれないと思ったからだ。 ( ![]() ぼくの友だちにも 読解検定長文 小4 春 4番
ぼくの友だちにも、たいていおじさんがいる。おじさんというのは、つまり両親の兄弟ということで、ぼくたちは、そのおじさんのオイ、女だったらメイということなのだそうだ。
話をきいてみると、友だちのおじさんは、けっこういいおじさんだという。どこからどこまでいいおじさんというわけにはいかないが、あるおじさんは宿題を教えてくれる。あるおじさんはいっしょに動物園へつれていってくれる。あるおじさんはお なかにはスポーツマンのおじさんがいて、そのおじさんは有名なスキーの そういうおじさんを持った友だちは、ほんとうに幸福だとぼくは思う。いっしょにスキー場へ行けば、どんなにか けれども、友だちにきくと、 (北 ![]() |