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産業革命以来
アジサイの滝の広場
中村/きね中3
 産業革命以来、機械の進歩はイコール人類の幸福につながるとも信じられて
いたのである。だが最近になって、それだけがすべてではないということが、
反省されるようになった。われわれは、これまで鉄とガラスとコンクリートで
囲まれた空間をつくれば、それが時代の先端を行く文明の象徴だというイメー
ジを持っていた。公共建築のような昼間の建物はそれで我慢できるとしても、
住宅のような夜の生活を伴う建物では、なんとなく住みにくい。夜になると人
間は原始に戻る。それは理屈ではなくて、生物的嗅覚とでもいったほうがあた
っているかもしれない。
 
 家の近くでも昔は山や川があったが、今は山が削られて川は埋め立てられて
家やマンションばかり建ち並ぶようになってしまった。その周りで最近までは
遊んでいる子供もいたが、今では全然いなくなってしまった。近くにあった広
場も近代的な公園になってしまい人気がなくなってしまった。そして、いなく
なった人達は、みんな別の昔からある公園や広場に遊ぶようになった。
 
 東京都の都心の場合、昼間はにぎやかだが、夜になると人気がなくなって昼
間とは正反対になってしまう。なぜなら、東京の都心に住んでいるとストレス
が溜まるからである。だから、都市の近くでドーナツ化現象が起きているので
ある。
 
 やはり、近代的にすればするほうが人気がなくなってしまうのである。しか
し、近代的にすることも大切である。なぜなら人が月にいったのもそのおかげ
だからである。「未来には、ひとりでにできる未来と、自分で作る未来との二
つがある。」という言葉があるように、今のままの流れでできる未来と、もっ
と人気のあるにぎやかな未来があるため自分で作っていかなければならないの
である。
 
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