| ひとこと |
| そっ啄の機 |
| イチゴ | の | 泉 | の広場 |
| チョロすけ | / | ふか | 小5 |
| そっ啄の機という言葉がある。早すぎずもなく、遅すぎずもなく、まさにこの時というタイミング |
| がそっ啄の機である。 |
| 論語の冒頭にある「学びてときにこれを習う、またこころばしからずや。」も読書百偏と同じよう |
| に考える事ができるかもしれない。そっ啄の機は、いつやってくるか知れない、折にふれて立ち返っ |
| てみる必要がある、と教えているのであろうか。 |
| そっ啄の機という言葉は日常で何の関わりの無い言葉に思えるが、実際は日常と深く結びついている |
| 。例えば家に帰る時のことだ。 |
| あれは、バスケットの練習の帰りだった。 |
| 「嗚呼今日は3時間くらい練習したからおなかが空いた。家に帰ったら、ご飯ができているといいん |
| だが……。」 |
| バスケットの練習でおなかを空かせてそこら辺を徘徊しているような足取りで歩いていた。 |
| やっと家に着いた。がちゃ(ドアを開けた音) |
| 「ただいまー」「おかえり」「ごはんは?」「ない。」がーん |
| ショックのあまり僕は(つづく) |