| ひとこと |
| 愛国心 |
| イチゴ | の | 池 | の広場 |
| ペー吉 | / | うき | 中1 |
| 私は、愛国心は大切だと思う。 |
| 今の日本の社会では、愛国心をそれほど重視していないように思われるが、 |
| 自分の国を誇りに思う気持ち、大切にする気持ちがなければ、国家はバラバラ |
| になってしまう。これは国だけに限らず、家族、故郷、学校などでも同じこと |
| がいえる。 |
| 家族どうしが労りあい、お互いを大切にしてこそ本当の幸せというものが得 |
| られるのだ。 |
| また、愛国心をあまり重視していないのは、世界の中でも日本くらいである |
| 。アメリカ合衆国などでは、なにかがあるたびに国歌を歌い、国旗を持ち出す |
| 。我々日本人には行き過ぎのように見えるが、これが国家として当然の状態な |
| のかもしれない。 |
| 確かに、日本は戦争中に「お国のために」ということを重要視して、個人を |
| 犠牲にしてきていた。しかし、それは愛国心という言葉のオブラートに包んだ |
| だけで、人を武器として使ったも同然である。その為、日本では「愛国心」と |
| いう言葉が半ばタブー視されているような節があるが、本来の愛国心とはそん |
| なものではないはずだ。 |
| また、「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑で支えられていてはならない |
| 」という言葉もあるとおり、他国の悪い面を見つけ、自国のよい面を褒め称え |
| るのも、あまり良いとは言えない。 |
| 自らの国に誇りを持ち、大切にすることは非常に重要なことだ。しかし、そ |
| れによって自国の命令を絶対と思ってはいけないし、他国を批判してもいけな |
| い。愛国心とは、簡単なようで難しい問題なのだ。 |