| ひとこと |
| 人間 |
| アジサイ | の | 道 | の広場 |
| 加奈子 | / | せて | 高1 |
| ニュートンが集大成したようなテクノロジー科学は、単に思想上の成果とし |
| て学者たちの規範になっただけではなく、テクノロジー科学は、いわば「イデ |
| オロギー」として近代的政体に取り込まれた。生きている人間や自然を一種の |
| 機会としてみることがテクノロジー科学の方法論的合意であり、ホッブスは、 |
| 国家の成り立ちを、個々人の安全を保証する政治システムと考えた。 現在、 |
| 身体や精神障害者や、老人などの社会に役立たない人々が、乱暴なことをされ |
| たり、粗末な扱いを受けたりしているという問題や、子供たちに乱暴な行為を |
| して、とうとう殺してしまったという問題がおきている。デカルトや、ホッブ |
| スは、人間を機械としてみているため、老人や、障害者などの人々を、非人間 |
| 的だといっている。利害や、得失だけで、物を見ていくと、社会に、役立たな |
| い人は、要らないと見られることが多い。 利益などをもとに考えてしまう人 |
| が多いけれど、人間関係も、捨ててはいけないものだと思う。人間は、なぜで |
| きたのかを考えるだけでなく、これからどうやって変えていくかが、大切だと |
| 思う。まとまった一つの固まりを一つ一つに分けて考えるよりも、生きた一塊 |
| の人間として、みていくべきだ。 マザーテレサは、ほぼ、15歳のときから神 |
| の言葉を受けて、自分の人生を、全て死にそうな人や、家のない子供、大人な |
| どの人々のために、捧げたという。私には、そういった事は、出来ないけれど |
| 、人間はみんな平等に生活を受ける権利があると、言っている。 確かに、利 |
| 害や、得失などは誰もがみな考えていないということではないが、一人一人の |
| 、細かい事情を気にせずに、大きな心を持って、物事に接するべきだ。 「一 |
| 人の敵も作らないものは、一人の友も持たない。」という言葉があるが、マザ |
| ーテレサもたぶん、いろいろな問題を抱えていたと、思う。しかし、人は誰も |
| が一塊の人間として、生きていくべきだ。 |