| ひとこと | (4月4週) |
| 無題 |
| イチゴ | の | 道 | の広場 |
| FD3S | / | あしあ | 高1 |
| 今の日本人は個性に欠けていると言う。これの原因はいろいろあると思うが |
| そのひとつに今の日本の教育があると思う。それは大袈裟に言えば教科書すべ |
| てを信じさせ、それ以外のものは否定する、という物である。これによって人 |
| 々は疑問を持つことをやめ、教科書を丸暗記することに専念する。しかしこれ |
| ではいけない。なぜならこれは人々の個性の芽を摘み取りひいては皆をのっぺ |
| ら坊の人間にしてしまう危険性があるからだ。 |
| これを防ぐために教育を受ける我々学生がするべきなのは、疑問を持つこと |
| である。 |
| その方法としてまず疑問を持つことを恐れないことだ。 |
| 疑問を持つことによって考える ことが大切なのであるから疑問を持つこと |
| は何も悪いことではないのだ。これの実例には「勉強」と言うものが挙げられ |
| る。だからこれを否定する日本の教育は「本来の勉強」とは離れてしまった「 |
| 仮の勉強」なのかもしれない。 |
| もう一つの方法として、社会が若者にもっと考えるじかんをあたえるべきだ |
| 。 |
| 日本の社会では学歴がものを言う。だから若者は前にも書いたような仮の勉 |
| 強により学歴を身につけようとする。そしてその競争はどんどん激しくなって |
| いる。仮の勉強では疑問を持つ必要がないからだ。しかしこれは若者に「疑問 |
| を持ち考える」と言う行為を失わせる。そしてこれは社会に対しても悪影響を |
| 及ぼすのだ。だからもっと時間を与えるべきだと思う。実例として、今の社会 |
| には学歴はあっても自分の考えを持たないものがいるそうだがこれは学生の間 |
| に何も考えなかったことの現われであろう。 |
| 確かに疑問を持たず素直に受け入れることも必要であるが、前のことを考え |
| ればもっと社会に「疑問」が必要だと思う。 |