| ひとこと | (6月3週) |
| 方言で |
| イチゴ | の | 滝 | の広場 |
| 隆史 | / | きね | 中3 |
| 方言には、新しい材料を使ったりして言い方が変わったり、昔のまま言い方 |
| の変わらないものがある。例えば、つり革は今はビニールなのにつりビニール |
| とは言わずに今までどうりつり革というのである。名前の変わったものの例と |
| しては黒板である。今はほとんどの黒板が白いホワイトボードになっている。 |
| このように方言には名前が変わったり変わらなかったりするものがある。 |
| 第一に、使い方が変わったり材料が変わっても名前が変わらないものである |
| 。例えば、筆箱である。今はシャーペンやペンが入っていることの方が多いの |
| に筆箱のままである。僕は、学校でよく下駄箱を何故靴入れとか靴箱といわな |
| いのか不思議に思うことがある。だが、昔の言い方よりも今の形に合った言い |
| 方の方が分かりやすくて言いと思う。 |
| 第二に、使い方や形などが今になって名前が変わったものもある。例えば、 |
| オレンジ色は、昔橙色と良く言っていたのにたいして今は英語が入ってきたこ |
| とからオレンジといわれるようになった。みかんも同じようにオレンジという |
| ようになりつつある。つりも英語からとってフィッシングというようになった |
| 。 |
| 確かに、名前が形などによって変わるのもいいと思うが、変わらないことも |
| いいことだと思う。「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、 |
| 実態に合わせて規則を変えていくことが真に規則を生かす道である。」という |
| 言葉があるように、形や使い方が変わっても名前を変えないより変えた方がい |
| いと思う。 |