| ひとこと | (7月2週) |
| お金、持ってきたい!! |
| ウグイス | の | 谷 | の広場 |
| がっちゃん | / | てな | 中2 |
| 私の学校の規則は厳しい。お金は持ってきちゃいけない。学校での物の貸し |
| 借りもいけない。早退したらちゃんと家に着いたか学校に電話しないといけな |
| い…と、言い出したら日が暮れてしまう。私たちはその規則を少しでも軽くし |
| てもらおうと、現在先生に交渉中だ。 |
| 確かに規則はなくてはならないものだと思う。例えば、私の学校の校則が |
| 、すっぱりなくなったときの私たちを考えてみる。すると、まずお金を持って |
| きていいことになるので、私たちは4000円も5000円も持ってくるだろ |
| う。そして、学校で盗まれたり、登下校中にかつあげされたり。これはお金の |
| ことに限らず、物の貸し借りや早退のときの電話などでも、ただでは済まない |
| はずだ。この良い例に、「浦島太郎」がある。乙姫に開けてはならないと強く |
| 言われてもらった玉手箱を、浦島太郎は開けてしまいたくさん年をとってしま |
| った。その時に乙姫から言われたことを守っていたら、年をとらずに済んだの |
| に。 |
| それなら安全な規則がいいのか、というとそうでもない。規則が厳し過ぎ |
| て自由が少ないと反対に破りたくなるし、規則のせいで楽しくなくなることも |
| ある。自由な方が自分の好きなことができるし、しばられることもないので楽 |
| しく過ごすことができる。しかし、自由の欠点は、後のことを考えないで行動 |
| してしまうために安全ではないのだ。 |
| 結局、自由と規則はどちらも必要だ。私の学校の規則は厳しいが、存在す |
| るものには良いとか悪いとか言う前にすべてそれなりの理由があるという名言 |
| もあるように、それらの規則は先生が私たちを危険な目に合わせない様に作っ |
| たものだと考えると、その規則もちゃんと守らないといけないなあと、思える |
| 。しかし、私はあまり安全じゃなくても自由の方がいいと思う。でも、一番い |
| いのは、規則の通りに安全に生きるのではなく、自由に少し危険に生きるので |
| もなく、自分で危険か安全かを理解して自由に生きることのできる人間になる |
| ことだと思う。 |